2020年07月20日(月)補助

Go To トラベルキャンペーン(旅行代理店で予約した7月22日からの旅行代金を35%補助)

補正予算として計上された予算額は1兆6794億円。

(●▲●)「カープもこれだけの予算が補強に使えたらなぁ」

これだけの予算を国が用意したという事はそれだけ地方経済が今回の事態でガタガタになっている。

いや、もう「瀕死状態」と表現してもおかしくない状態にまで陥っている訳で。

……。

1:旅行代理店が用意しているツアーは2人1組のものが多い。

「おひとりさま旅行」が充実しないと厳しい。「密を避けるためにも1人で旅行」。例えばそういう流れ。
あるいは単純に1人旅の方が好きだから1人で旅行したい。そういう需要に応えられていない。

2:どの旅行代理店が補助の対象になるのか不明瞭。

超がつくほどの大手(JTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト…)はまず対象になるだろうが
JR東日本のダイナミックレールパックは対象になるのか?
JR東海の新幹線ダイレクトパックは対象になるのか?
正直「おひとりさま需要」を満たせない限り今回の内容は失敗に終わる。

3:そもそも休みが取れない(から旅行に行けない)。

閑散期に休みを取りやすくする政策を実行するべき。厚生労働省がどこまで動けるか。

……。

「おひとりさま旅行」の需要を満たし、閑散期に旅行できる人たちを増やせる
「休みの取り方」を実現できるか否か。それらの真の政策がこの政策の成功を決める。

以上。

2020年07月20日(月)17時43分00秒