2020年06月19日(金)開幕

[ 広島・佐々岡監督、奪還宣言 ] プロ野球は19日、約3カ月遅れで開幕する。広島は18日、
横浜との開幕戦に備え、横浜スタジアムでチーム練習した。(デイリー 2020.06.19)

開幕戦だからと言って過度に意気込む必要はない。

無観客での試合がしばらくは続くので声援が力にならない。
主催試合の勝率が下がるなら遠征試合で勝率を上げる必要がある。

遠征試合は先攻め。先攻めに活路を見いだした戦い方が出来るかどうか。

ここ最近の広島は打線に厚みがない。昨年はバティスタが離脱したら終戦状態だった。
今年はピレラ、メヒアの両選手がどれだけ活躍出来るか。ひとつその2人が打線の鍵を握る。

鈴木誠也は正直そこまで期待できない。理由は簡単で「相手からマークされるから」。

要するにデータを収集されてそこまでの結果を残せなくなると見ている。無論それをはねのけて欲しいが。

するとそこまでデータのない打者の奮起というか活躍というかが必要になる。

高橋(大樹)、野間の外野手と上本崇司。

新戦力と言っても過言ではない「今までそこまでバリバリ活躍してきた主力選手ではない選手」が奮起。

そうした事態が発生しないと優勝するのは難しい。

あとは中継ぎを充実させる事。リーグ優勝こそ逃しているが福岡の金満球団が強い理由はそこ。

とにかく金をかけて人材をぶち込んで中継ぎを充実させている。ある種見習うべき感覚。

先発に関しては引っ張ってもあまりいい事がない。どうやって中継ぎを厚くさせるのか。

中村(恭)と塹江の両左腕の使い所が重要。ケムナにもそろそろ1軍に上がってきてもらわないと困る。

今年は新型(略)の影響で1軍出場登録枠が拡大したりとてんやわんや。

その特例は主に中継ぎの充実に使え。

捕手は會澤に依存しない事。中村(奨)もそろそろ1軍で使って坂倉のケツに火でもつけてみるか。

石原(貴)も有力候補。捕手という負担の大きい守備位置を特定の誰かに依存しない事。

佐々岡がどこまで運用能力に長けているのかは知らないが1軍監督1年目という事もあって過度な期待はできない。

今年優勝しても「特異なシーズンで優勝してもなぁ」みたいな形でどこかしら虚無感は残る。

ある程度「最初から育成モード」とでも割り切って1軍半みたいな自分の殻を破れない選手の殻を破らせる。

そうした形で1軍半の選手を重要な場面で起用する。ある種「育成も兼ねた特殊なシーズン」として
考えを割り切るというのもひとつの手。1軍半の選手とは?「坂倉をそろそろ1人前の捕手にしないと困る」。

例えばそういう事。名指しするならそうした対象。

最初から完璧な布陣なんて敷けないんだから開幕してからの選手のやり繰りが非常に重要になる。

今1軍に置くべき選手とそうでない選手の目利きを正確に行う事。

最終的に順位を決めるのは「組織や現場の運用力」。

以上。

2020年06月19日(金)08時46分00秒