2020年04月30日(木)意識

[ 赤松コーチがゲキ「試合を意識しながら練習できるかが大事」 ] 広島の赤松真人2軍外野守備
走塁コーチが29日、廿日市市の大野練習場で取材に応じ、若鯉へメッセージを送った。
2軍は1軍と同様に1勤1休で分割練習を行っている。練習環境がある現状に感謝しながら、
2時間半の練習時間を、実戦を意識して取り組むことが大事と強調した。
「この状況をありがたいと思わないといけない。その中で試合を意識しながら練習できるかが大事になる」
2軍は寮生組と通い組が1日ごとに練習。首脳陣も分かれており、
赤松コーチは寮生組を担当する。室内でできることは限られているが、マシン打撃では、
タイミングを変えたり立ち位置を変えて内角球にしてみたり…。目的意識を変えることによって
試合を想定した打ち込みが可能で、「それが大事」と言った。この日の練習中、
赤松コーチは3年目の永井にふと問いかけた。「大学で野球を続けている同級生はどうしているの?」。
返答は「寮を出なくちゃいけないし、実家近くの公園で素振りをしたりとかとしていると言っていた」
だった。若鯉には、この期間の重要性を説いている。「あのときやっておけば、と思うようではダメ。
そこで差が出るんだから」。成長を願うだけに、最後の言葉にも力がこもった。(デイリー 2020.04.29)

2020年04月30日(木)03時57分28秒