[ びわ湖毎日マラソンのスタート遅れる ] 東京五輪の男子マラソン代表選考会
「グランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ」を兼ねたびわ湖毎日マラソンで
機械の不調でスタートが10分遅れるトラブルが発生した。9時15分スタートの今大会だが、
スタート時刻になっても号砲が鳴らず、選手たちは9時現在で雨、気温9・5度、
北北東の風2・1メートルという寒空の中2分近くスタートラインに立たされる事態に。
寒さに震える中、スタートが10分遅れるというアナウンスがあり、慌てて軒下に避難し、
ストーブで暖を取るなどして再度冷えた体を温めた。10分後の9時25分には
正常に作動しスタートが切られた。今大会で東京五輪代表になるには1日の
東京マラソンで大迫傑(ナイキ)が出した2時間5分29秒の日本新記録を更新する必要があるが、
思わぬアクシデントに文字どおり水を差される形になった。(中日スポーツ 3/8)