2020年03月06日(金)玉野競輪

[ 玉野競輪、無観客でレース開幕 ] 玉野競輪開設69周年記念大会「瀬戸の王子杯争奪戦」(G3)が
5日、玉野競輪場で開幕した。新型コロナウイルスの感染を防ぐため無観客での開催となり、
選手たちは声援のない静かなバンクで白熱のレースを繰り広げた。8日まで。昨年末の
国内最高峰レース・KEIRINグランプリ(東京)を制した佐藤慎太郎選手(福島)を筆頭に、
地元岡山勢では4度目の瀬戸の王子杯制覇を狙う岩津裕介、柏野智典、取鳥雄吾の
各選手らが出場。トップ選手108人が競う。初日は1次予選と初特選があり、
選手たちはスタートの合図とともに位置取り争いや駆け引きを展開。自転車の走行音だけが
響くバンクに残り1周半を知らせる鐘が響くと、ピッチを上げて猛スピードでゴールを目指した。
場外から中を気にしていた市内の男性(75)は「年1回の大きなイベントで楽しみにしていたので
残念。いつもは盛り上がるレースが静かで、選手もやりづらいと思う」と話した。
予定していた全てのイベントは中止し競輪場内には入場できないが、
電話、インターネット投票では通常通り車券が購入できる。(山陽新聞 2020年3月5日 17:58)

2020年03月06日(金)18時02分59秒