「ネット限定 伊勢崎オートアフター6ナイター」が一部場外車券売り場で購入可能になります(autorace.jp)
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そういう訳で「誰が言い出し始めたのか分からない無責任で魅力のない開催」がはじまろうとしております。
この異常開催に関する俺の見立ては以下の通り。
1:「経費削減」という最大目的だけを見れば間違いなく成功する。
だってこれが異常開催に踏み切った最大の理由だから。7車立ての7レース制で49人。
通常の開催が8車立ての12レース制で96人。およそ半分にまであっせんする選手を減らしている。
その他にも通常の開催で掛かる人的経費も削減できる訳で。それを考えたら間違いなく経費削減は成功する。
2:「経費削減」という愚行には反吐が出る。
コストカッターと呼ばれたゴーン社長が今はどうなってますか?結局の所は歴史に学ぶ。
場内の警備や清掃、窓口や食堂のおばちゃんらといった、今回の異常開催ではまず不要になるであろう
面子が本当に不要とは思えない。むしろそうした人たちがより必要になる開催に生まれ変わるべき。
そうした仕事に従事している人たちが「オートレースって面白い」と思ってくれて
お友達とかお仲間とかに勧めてくれる様な環境。
本当に目指していくべきなのはそうした方向性。
3:「地元貢献」に結びつかない異常開催。
知らない人から見たらオートレースなんてうるさいバイクが同じ所をグルグルと回ってるだけ。
開催時の周辺の交通渋滞を引き起こす事も含めて
騒音と交通麻痺で地元に多大なる迷惑をかけている。
その迷惑料という訳でもないが、地元の雇用に貢献する事での一定の罪滅ぼしは必要。
そこへのアプローチを捨てた時点でオートレースの開催意義のひとつである
「地元の雇用に還元する事」が果たせなくなる。開催意義のひとつが消える。
4:勝ち上がり基準が不明な開催にはお熱になれない。
7車立てで7レース制。これ準決勝の勝ち上がりどうなるの?
不明瞭。
今回の異常開催をどうしてもやりたいのであれば
8車立てで8レース制の3日間開催とすればいい。
初日(全レース予選)
2日目(1〜4レースが一般戦、5〜8レースが準決勝戦。2着までが勝ち上がり)
3日目(8レースが優勝戦)
・伊勢崎5時からナイター(仮称)
開門 16:45
1レース試走 17:00
1レース発走 17:20
8レース発走 20:20
こういう風にすれば通常の開催と同様の「準決勝4個レース(2着権利)」なので分かりやすい。
勝ち上がりをすぐに理解できない開催では白けるだけ。
経費削減をやる事に主眼が置かれていて「魅力ある開催にする事」への意識が欠けている。
……。
以上の4点が今回の見解。
基本的には「バカをやりやがって……」の一言で終わる。
これなら通常の昼間の3日間開催としてやった方がマシ。
以上。