[ 福士加代子「競技人生かける」 ] 集大成の走りを見せる。東京オリンピック(五輪)の
代表選考会を兼ねる大阪国際女子マラソンの会見が24日、同市内で行われた。
五輪5大会連続出場を目指す福士加代子(37=ワコール)は「陸上競技人生をかけて、
明後日のレースを走りたい。これからの自分の人生につながるような走りにしたい」と誓った。
表情はリラックスしていた。昨年9月のMGCで3位に入り、暫定では東京五輪の代表権を持つ
小原が「MGCを4番で終えて…」と言い間違えた時には、手を腹に当て、大笑いしていた。
「調子はいい」という。その上で十分に練習を消化できなかった時もあり、「やってきたものに
自信がない」のも事実。「マイクを持っている手が震えるくらい不安。狙いすぎているかもしれません。
ずうずうしいですけど」。東京五輪の代表になる条件は、まず2時間22分22秒を切ること。
「今はそんなに考えている余裕はない」。目の前のレースに集中する。(日刊 2020年1月24日 16時56分)
小原「MGCを4番で終えて…」と言い間違え。
案外これが核心かもな。
MGCで3位。
大阪にも名古屋にも出ないで最後の1枠を待つ考えもできた中で
大阪国際女子マラソンへの出場を決めた理由が。
つまり小原自身は自分を本当は「4番目」だと思っていると。
本当の4番目だった松田が地元大阪で2時間22分22秒以内という記録を出せば
そちらの方が代表選考で上位に来る。
しかもその設定記録の基準になっているのが松田(選手)自身の出した結果という。
もしかしたら地元の大阪で松田が自分の記録を越えて代表選考に上がるかもしれない。
そういう可能性を考慮して出場を決断した。そう考えれば納得が行く。
まぁ、記録がどうのこうの、代表選考がどうのこうのも重要ではあるが
勝つんだという意識でまずは走ってほしいと願う。
……。
個人的には(招待選手の中では)谷本観月(の好走)に期待する。
以上。