スタンド下部に特設のステージを作って広島カープの一岡、菊池の両選手のトークショーを
行いました おそらく競輪をあまり知らないカープのファンもレース観戦してたと思うので
新規の競輪ファンが多少できたかもしれないですね(@1makubannin)
(●▲●)「新規?」
(●▲●)「ねぇよ」
「なんか下半身のゴツい人たちが必死こいてキコキコと自転車を漕いでいる」
「最初から全力って訳じゃないんだ…」
ぐらいの認識で終わる。
トークショーの「ついで」の競輪(の競走)なんて酒の肴程度。
「面白い」と思ってくれる人はいるかもしれないが、「開催日程を確認して出かけて車券を購入」
なんていう能動的な人に化けてくれる確率は1%もない。
正直「全く出来ない」と言ってもいい。
(●▲●)「その競技を知っている(かじっている)人ほど、その競技を知らない人の特性を知らない」
ではどうすればいいのか。
答えは簡単。
1:つとつとと順番通りに分かりやすく教えていく事。
「(競輪には)ラインというものがある」「途中までは団体戦、最後だけ個人戦」
「ラインを組む選手それぞれに役割がある」「だけど最後にものをいうのは自分の状態の善し悪し」
「展開を予想するのは正直無理。言い方は悪いが『勝つんだという野心のある選手』が上位に来る」
「そういう選手をピックアップして車券を購入しましょう」
みたいな形で起承転結をしっかりと分かりやすく説明しないと新規の競輪ファンには化けない。
2:開催日程を分かりやすく提示しておく事。
「広島競輪での開催日程はこうです」「広島競輪での場外発売の日程はこうです」
「車券はネットでも買えます」
みたいな内容を提示する工夫を絶対に怠らない事。
3:当たってお金が増えたという喜びを体験させる事。
何が当たるかなんていうのはわからないので絶対的ではないが
まずは当たる確率の高いワイドを3点(300円)程度で買ってもらってレース観戦。
最近の公営競技は配当の高い種類ばかりを宣伝したがるがそんなのは玄人でも当たらない。
当たる確率と当たる喜びの提供を考えたら競輪ではワイドが1番。単勝も複勝もないんだから。
「1と2と3」を全部しっかりとやっていかないと新規の客は増えない。
「虎の威を借る狐」ならぬ
「カープの威を借る広島競輪」ではダメ。
それ(トークショー)で「一時的に」競輪は見るだろうがその後が続かない。
その後が続かない様なやり方じゃダメ。
佐世保(競輪)で柳田がトークショーしましたけどそれ目当てで来たホークスファンは
その後競輪の車券を買いましたか???
つくづく思うわ。
「その競技を知っている人はその競技を知らない人のメンタリティを掌握していない」。
以上。