[ ビバモール本庄、2019年12月4日開業 ] 埼玉県本庄市の本庄市役所前に、
LIXILビバのショッピングセンター「ビバモール本庄」が開業する。(都市商業研究所 2019年12月2日)
足湯があったりする。
通路を広く取っていたりする。
これまでにはない傾向のモールを造ったという印象を受ける。
開店して間もないから仕方がないがモール周辺の道路が渋滞する。
これまで存在していた工場を取り壊しての商業施設建設。
入口が2箇所でその両方が「片側1車線道路」。
周辺の道路事情が追いついていない。
ビバモール本庄はネイバーフッド型のモール。
あちこち歩き回る必要があるのは少々つらいか。
この手のネイバーフッド型のモールはあちこち歩き回らせる回遊の思惑が存在しているが
実際の所は「お目当ての店にしか行かなくなる」傾向が強い。
核テナントは個人的にヤオコー。
本庄駅南口近くに新しく建て直したベルクにライバルが誕生した。
互いが互いを意識しているのが面白い。
(古参の)ベルク:「大試食会」を開催。清涼飲料水を値引きしてヤオコーに対抗。
(新参の)ヤオコー:「開店記念セール」でベルクよりも安い設定価格の商品を目玉にしている。
正直埼玉県の縮図。埼玉県と言っても北部の本庄市と南部の川口市ではまるで異なるが。
正直埼玉県の構図の一端。ベルクとヤオコーが殴り合うのは申し訳ないが(埼玉県では)よくある話。
LIXILのホームセンター事業は「ビバホーム」と「スーパービバホーム」で大きく異なる。
前者はカインズに対抗できる力はないが後者はカインズに対抗しようとする。
カインズにない商品を置いているのはメリットだがカインズより高値の傾向が強いのはデメリット。
ビバモールという名称からも分かる通り、スーパービバホームが本当の核テナント。
本当の核テナントが今後どこまで同業他社を越えるだけの中身をお客様にご披露出来るか。
今後のビバモール本庄の隆盛はスーパービバホームに掛かっていると言っても過言ではない。
以上。