2019年11月05日(火)閉幕

12日間に亘り開催された第46回東京モーターショー2019は本日閉幕しました。
ご来場の皆様、出展者の皆様をはじめ、関わっていただいたすべての皆様に
心より御礼申し上げます。今回のチャレンジを次回に繋げていきます。
これからのチャレンジにご期待ください(@tms_jpn 11月4日)

動線の混線っぷりが混雑に拍車をかけていた。

「素人客が集うとこうした衝突が発生する」。その悪い見本。

東京ビッグサイトでの開催という事もあってコミックマーケットを思い出す訳だが
その時(コミックマーケット)の客層とはまるで異なる客層に
コミックマーケットの参加者の訓練されっぷりがむしろ異常だったという印象を抱いた。

展示物に関しては「苦慮した痕」が見え見え。正直「出せるものがない」。
そういう中で各社知恵を絞って出してきた感がある。ネタ切れという印象が先に来た。

コンパニオンさんに関しては肩書きよりもその人の性格の根っこ。性根の部分が重要。
等身大の相手を見て評価しないとダメ。見栄えのする衣装とセットしてもらった髪型とかいう
見てくれ(外見)だけで(相手を)評価したら見誤る。

コンパニオンさんとして仕事している人はその大半がやはり「女性」だと思わせる行動に出ている。
3次のメスブタは本質的にビアン。顔見知りの女の子が他の企業で働いているから
休憩中に会いに行っちゃいました〜的な展開が散見される。

男友達同士ではあまりこういう事は発生しない。女性特有の現象。

そういう行動に出る事自体は別に咎めるつもりもその必要もないので好きにやってくれで終わる訳だが
自分が入っている(勤めている)企業の事よりもそっちの事の方が目立ちすぎていてやや違和感。

もう少し出展企業の出展内容についての説明が欲しくなる。

それと同時に男性の思考と女性の思考には違いがあり、男性の思考で造られた
男性目線の商品では女性には受けないな…と思わされる事がある。

地球上の人間の半分は女性である以上、女性目線に立った商品開発やサービス提供を行わないと
半分近くの人間が商売の対象から漏れてしまう。それはあまり賢いやり方ではない。

今後は(特に)女性に配慮したモータリゼーションの世界の提供が求められていく。

今回は青海展示棟、それと東京ビッグサイトと青海展示棟の中間にある道路や
周辺のショッピングモールの一部も会場にしての開催だった訳だが
やはり「遠い」「移動に疲れる」という声が散見された。「コミックマーケットで経験済み」の
客層にとっては「お前ら今更何言ってんの?」感がひどかった訳だが
やはりここでもコミックマーケットの客層と東京モーターショーの客層は異なるんだなと
そういう印象を新たにした。

乗車できる展示車両に関しては待ち時間が長くて結局あきらめる事が殆どの様相だった。
って言うか乗りたいんだったら近所のディーラーに行けばいいじゃん。となる。
近所のディーラーを紹介して地域販売会社への顧客誘導につなげる。そうした工夫もあってよかった。

コンセプトカーに関しては「まずこの姿のままで商業ベースに乗るとは思えない」ので割とどうでもいい。

燃料電池車やプラグインハイブリッドなど、近所のディーラーにはまず置いてない割と実用寄りの車。

見せるべきなのは近所のディーラーでもまず置いてないそうした車かな。という印象を抱いた。

完成車の展示は青海展示棟と西館の下の方。
西館の上の方と南展示棟は主に部品を取り扱う企業が目立っていた。

混雑率は部品を取り扱う企業の集まる南展示棟の方が低かった。
南展示棟の端にあるトイレは人も少なく休憩するには意外な穴場だった。

完成車以外を取り扱う企業の展示物はその企業の関係者が
「知ってる」から説明がむずかしくてもいいだろ、展示の仕方に工夫がなくてもいいだろ。
の様な驕りを感じる展開だった。説明してもらわないと分からない様な素人(の客)に
どういう説明や見せ方をしたら理解してもらえるのか?という発想が足りていない。

「今までの製品はどこがよくなくて新しい製品では何をしたからそこがよくなったのか」。
「分かりやすくドラゴンボールやドラえもんで例えてくれ」。

そう思う様な拙い展示や拙い説明内容の悪癖染みた展開が散見されてしまっていた。

コンパニオンさん目当てで撮影をする面々がなかなかどかないという話もあるがそれは当然。
そうした面子の大半は一生結婚できないままで終わりそうな連中が大半。

最近の実社会は「持ってる奴にどんどん集まり、持ってない奴には全く集まらない」という
一極集中型の社会。だから「持ってない奴」に分類されてしまった連中は
なんとかしてがっつこうとする様になる。そうしないと負い目ばかりを背負う事になるから。

モテない風貌や言動や行動しか出来ないから(コンパニオンさんに)がっつく。

むしろ社会の負け組。そういう連中を責めた所であんまり変わらない。
資本主義という主義そのものの見直しが必要。

自己責任という言葉が横行しすぎてアウトローにされた陣営の「無敵な人たち」による反逆の一端。
それがコンパニオンさん目当てで撮影をするなかなかどかない面々の正体。

それらに対抗する手段は実に簡単。

「相手より優秀な所」を見せればいい。

つまらない会話ではなく楽しい会話。
撮影をさせて頂く前に「ハキハキと喋って」撮影をお願いする。
相手をほめる際には誰に対してでも使える言葉ではなく相手の特徴をとらえた言葉を使用する。

「お姉さん美人ですね」ではなく
「お名前教えてください」「○○さんですね」「○○さんの○○なところ(性格)好きだなぁ」

の様な形の文言を優先して使用する。

話し方と外見と声色に現れる思考の発動。

これらを持って対抗する。話としては実に簡単。

伊勢崎オートで働いている(働いていた)女性がコンパニオンさんとして
企業ブースに入って活動していた訳だが伊勢崎で見た事のあるキモオタが来襲(していた)。

まぁ実に下手なアプローチしか出来ていないので失笑した。

×「伊勢崎に来てください」
○「給料にもならないのになんで都心から遠い所までいかなきゃいけねぇの?」

×「これ差し入れです」
○「重たくなる荷物には意味がない。差し入れしてばかりだと相手を甘やかす事になる」

×「これ差し入れです」
○「それ他の女の子にも渡してたよな。八方美人は嫌われるだけ」

行動や言動が稚拙な上に顔も貧相で服装もイケてない。
ギャンブルやる様な客は低能ばっか!みたいな風に思われる残念な存在には反吐が出る。

その女性の事を真剣に考えられる。そういう相手でなければ相手にしない方がいい。
その相手の肩書きを好きになるのではなくその相手の等身大を好きになる。

そうしなければダメ。

八方美人ではなく創意工夫。そうした決断と覚悟が求められる。

海外企業の相次ぐ出展中止にそこまで卑下する必要はない。

1:日本の狭い道路事情にいちいち合わせるなんてめんどくさい。
2:左ハンドルの国にとって右ハンドルの日本は遠い世界。
3:右側通行の国にとって左側通行の日本は遠い世界。
4:そもそも論として西欧諸国やアメリカにとって日本は「極東(ファーイースト)」。

アメリカ:左ハンドルで右側通行
イギリス:右ハンドルで左側通行

日本とかいう特殊な国の特殊な事情に合わせてくれる方が珍しい。
海外企業が撤退する?なら日本企業が日本市場に力を入れる様にすればいい。

最後になったが自動車関連会社だけで日本の自動車産業を盛り上げる事は無理。
日本の道路事情。特に東京都23区の道路事情の不味さが自動車産業を盛り下げている。

駐車場がない、駐車代金が高い東京都23区で自家用車の所有は難易度が高い。
公共交通機関が充実している東京都23区で自家用車の必要性は地方より薄い。
狭い道路が点在している東京都23区で快適な運転は難しい。

東京都23区の人口を数百万人程度地方に強制移住させる。
主要な地方都市をハブとした都市間(地方間)交通の充実と地方の減税をセットにする。

それによる地方の開発促進と地方への人口移動。

それぐらいの人口移動を地方創生で実現するぐらいの荒療治がないと
快適なモビリティ社会の実現は到底不可能。

「これまでに」行った開発が「これからの」開発の邪魔になっている。

トヨタ自動車などの社会的責任をある程度背負う大企業が日本政府に働きかけるしかない。

以上。

2019年11月05日(火)02時09分04秒