2019年09月17日(火)浜松

[ 総売り上げ目標11億に及ばず 浜松 ] シリーズの総売り上げは8億8474万2800円で、
目標の11億円には大きく及ばなかった。(日刊 2019年9月16日 18時46分)

9月26日から28日までの普通開催が終了後、浜松オートはメインスタンドの建て替えに入る。
その間は開催休止。場外発売は実施。スタンドの建て替えが完了してからの再開は
2020年1月2日からの開催からになる。つまり9月の開催を以て2019年の開催はすべて終了する。

メインスタンドの建て替えには賛成だが本当にその内部構造でいいのか?という疑問はある。

「お客様が入りやすいスタンド」
「お客様がすごしやすいスタンド」
「お客様だけではなく従業員もすごしやすいスタンド」

そういうスタンドである必要がある。

無駄なスペースを作らない事。
多くのお客様が来場されても対応可能なスタンドにする事。

具体的には?

1:出入り口に近い所にトイレを多く設ける。特に女子トイレを多めに設ける事。
2:ニコチンカスが吸えるのは空気清浄機を完備した屋内の一室「だけ」。外では吸わせない。
3:階段の昇り降りは年寄りにはきつい。可能であればエスカレーター。それと「動く歩道」。
4:通路幅を広く取る事。イベントスペースと通路は隣り合わせにはしない事。
5:段差を少なくする事。採光を確保する事。天井を高すぎず低すぎず、にする事。
6:案内看板を大きくする事。分かりやすい案内看板と通路を確立する事。
7:イベントスペースの客席は階段状に設ける事。後ろのお客様も見やすい様にする事。
8:指定席はグループ単位で楽しめる席もきちんと設ける事。
9:指定席の行き過ぎた高級化は不要。指定席は複数のバリエーションを持たせる事。
10:食堂だと一見さんが入りづらい。ショッピングモールのフードコートの様な作りで構わない。
11:ひとつのスタンドにお客様が押し寄せる流れは排除する事。ネイバーフッド型を実現する事。

ネイバーフッド型(いくつかのお店が隣り合って建っている作りの事)

群馬県内のショッピングモールで言うならフォレストモール新前橋の作りがその代表例。

例えば東京ビッグサイトの南展示棟の様な雰囲気がひとつの理想郷。

オートレースに限らず公営競技はお上にお金を上納してばかりで自分たちの施設改善の為には
お金をあまり使う事が出来なかった。だから施設が古くなったままで昭和感丸出しの状態が続き
古くさいとか見られて新規の顧客を集める事が出来なかった。

それがオートレースの売り上げが落ちている理由のひとつ。

本来スタンドを建て替えるのであればお客様からの意見も聞いて「お客様の為に建て替える」という
そういう意識で建て替えるべきだった。「実際には存在しない顧客を勝手に想像して作ったスタンド」は
ただの押しつけにしかならない。本来はお客様からの意見を聞いてからにするべきだった。

浜松オートの売り上げの低迷にこのスタンド建て替えの費用が加わる。

今回のスタンドの建て替えが浜松オートにとって致命傷となる。
そんな展開にはならない事を願うばかりだよ。

以上。

2019年09月17日(火)09時23分34秒