2019年08月26日(月)貿易

[ 貿易で批判集中、孤立際立つ ] 先進7カ国首脳会議(G7サミット)の経済討議では、
トランプ政権の保護主義や過熱する米中貿易摩擦に批判が集まり、米国の孤立が際立った。
「安倍晋三首相と日本国民に感謝したい」。トランプ氏は25日、安倍首相との
共同記者発表で、基本合意に達した貿易協定について「素晴らしいディール(合意)だ」と
喜びの声を上げた。ロシアのサミット再加入やイラン問題でも、米国と主張を同じくする
参加国はなかったとみられる。それだけに、日本に農産物市場を開放させる一方、
輸入車に対する関税を据え置いた今回の合意は誇るべき成果だった。
さらに、日本によるトウモロコシの輸入拡大は、米中貿易摩擦のあおりで輸出減に苦しむ
米国内の農家の不満解消にもつながる。日米両首脳の共同記者発表は「良い話なので
共同発表をやりたい」という米側の意向で急きょ行われた。トランプ氏は発表後も
「本当に大きなトウモロコシ購入だ!農家にとって素晴らしい」とツイッターに投稿し、
支持基盤である農家にアピールした。(時事 8/26)

Big Trade Deal just agreed to with Prime Minister Abe of Japan. Will be great for our Farmers,
Ranchers and more. Really big Corn purchase!(@realDonaldTrump)

2019年08月26日(月)14時46分29秒