[ 『SG第23回オートレースグランプリ』をPR ] 11日から15日まで群馬県の伊勢崎オートレース場で
ナイターで開催される『SG第23回オートレースグランプリ』のPRのため、出場する
地元レーサーの吉原恭佑(30)=32期(左)、伊勢崎オート・グリットガールズ『G★Smil』の
ちゃろさん(右)ら関係者が7日、東京・大手町のサンケイスポーツ編集局を訪れた。
大会連覇がかかる青山周平、悲願のSG制覇を狙う早川清太郎、SG21冠を誇る高橋貢ら
地元勢を筆頭に、ナンバーワンの鈴木圭一郎、5月のオールスターに続くSG連続Vを狙う
荒尾聡らが覇を競う。準Vとなったオールスターに続く活躍が期待される吉原は
「地元のSGは一番取りたいレース。しっかり車を仕上げて自信を持って臨みたい」と、
ビッグタイトル初奪取に意欲を見せた。一方、ちゃろさんは「ネットから車券を購入する人も
多いけど、優勝戦だけでもいいので、ぜひ生のレースを観てください」とアピールした。
伊勢崎市公営事業部の宮野雅秀部長は「最終日は“優勝戦ハンパナイ”ということで、
打ち上げ花火などで盛大に盛り上げます。売り上げ目標は15億5000万円です」と
語った。(サンスポ 2019.8.7 20:50)
……。
この宣伝の仕方は逆効果。
ちゃろとかいうアホには反吐が出る。
「ネットから車券を購入する人も多いけど、優勝戦だけでもいいので、ぜひ生のレースを観てください」
この文言は完全に逆効果。
1:公営競技の大きなうねりをまるで理解していない。
ここ最近の入場者数は減少の一途。車券の売り上げは微減。
つまり場外から投票して購入する人の割合が増えている証拠。
他の公営競技でもその傾向は顕著。その大きなうねりを否定するのは基本的にバカのやる事。
こうした「最近の公営競技が持つ全体の傾向」を押さえていない発言は白痴と言わざるを得ない。
2:田舎の競技場に(首都圏から)行くのはかなりめんどくさい。
距離。交通費。心理面。
各種バリアが働いて首都圏からは特に行きづらくなる。にも係わらず「生のレースを」は完全にアウト。
オートレースが最も売りたい商品は車券。車券さえ売れれば現地に来なくても構わない。
3:他にもイベントごとがあるのにどうしてわざわざ田舎の公営競技に足を運ばないといけないのか。
8月07日〜12日:レディースチャンピオン(蒲郡)
8月09日〜12日:アーバンナイトカーニバル(川崎)
8月11日:エルムステークス(札幌)、関屋記念(新潟)
8月12日:クラスターカップ(盛岡)
8月14日:サマーチャンピオン(佐賀)
8月14日:黒潮杯(大井)
8月14日〜18日:オールスター競輪(名古屋)
8月15日:ブリーダーズゴールドカップ(門別)
公営競技だけでもこれだけのレースと開催期間が重複している。
伊勢崎が選ばれる理由?正直特にはないですね。
「名古屋行ってもいいからネットで伊勢崎の車券も買ってくれ」ならまだ分かるが。
4:オートレース「を」楽しむ、では長続きしない。オートレース「も」楽しむ、にしないとダメ。
例えば周辺にある食べ物屋で食を楽しむ。例えば周辺にある施設で娯楽を求める。
そうやって他の事柄と合わせて宣伝しないと普通の人は遠出しようとは思えない。
しかしそれをやるには時期が悪すぎる。お盆期間中なら企業体も休み。
コミックマーケットがこの時期に開催されるのはこの時期なら東京ビッグサイトを借りられるから。
まぁ正直開催期間としてはライバル多数のレッドオーシャンだよ。
5:優勝戦だけでもいいので?「いい訳ねぇだろ」。
1日12レース×5日間=60レース。これを最初から最後までどう売り切るか。
売り上げを全体的に底上げしていかなければならない。
にも係わらず最初から優勝戦だけにその注目点を絞らせようとする。
違うんだよ。
・勝ち上がるだけでも難しい。それがSG開催。
・例え負けた者同士によるレースでも白熱する。それがSG開催。
だから優勝戦以外も実の詰まった迫力あるレースが多数存在している。それがSG開催。
にも係わらず優勝戦「だけ」?お前はアホか。
むしろ優勝戦以外のレースも凄まじいですよ。という方向性で宣伝しないとダメ。
……。
半端ないちゃろらの頭の悪さには反吐が出る。
終了。