テレビゲーム「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」のストーリーを元に作られた
映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」が8月2日から劇場公開予定という事で。
今から25年以上前のゲームが映画化。
当時のゲームはドット絵で表現されており、今のゲームの様に
映像や音声かふんだんに使われるという内容ではなかった。
主人公は喋らないし、派手なムービーも出て来ない。
ドット絵で表現される内容に、プレイヤーは自分の想像力をかきたてられながら
ゲームのお話を進めていたという時代であり、そうしたゲーム内容であった。
ドット絵だからこそ「想像しながら楽しんだ」という面がある。
その時代のゲームがこうして映画になって、主人公が喋る様になり
印象的なあの場面もこの場面も映像になって音声が入って
「はいこの場面はこれこれこういう感じだったんですよ〜」という内容が劇場公開されて
多くの観客の、もしくはかつてゲームを楽しんでいた面々の間での「共通認識」になってしまう。
想像していたものを取り上げられる様で正直切なくなる。
まぁ、あまりいい展開ではないかな、と。
個人的には「勘弁してくれ」。
この映画の内容を正史として見ようとは思わない。
以上。