[ アニメ会社で火事 “ガソリンまいたか” ] 京都市消防局によりますと、18日午前10時半すぎ、
京都府宇治市に本社があるアニメーション製作会社「京都アニメーション」の京都市伏見区にある
スタジオで火事があり、消防によりますとけが人が複数出ているということで、このうち
7人から8人ほどが大けがをしているという情報があるということです。京都府警察本部によりますと、
現場で男がガソリンのような液体をまいたということで、男の身柄を確保するとともに
現在男から放火の疑いで事情を聞いているということです。「京都アニメーション」の
ホームページによりますと、この会社は昭和56年創業で、京都府宇治市に本社があり、
社員数は160人ほどで、「けいおん!!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」などの有名なアニメーションの
製作を手がけています。ほかに、関連するグッズの販売や、アニメーションを作るスタッフの
養成などを行っているということです。火事があった京都市伏見区には、「第1スタジオ」と
いわれる施設があるということです。午前11時15分ごろに、NHKのヘリコプターから
撮影した映像では、3階建てとみられる建物から灰色の煙が激しく立ちのぼり窓の中では
炎があがっている様子も写っています。建物の壁も窓がある位置を中心にすすで黒くなっています。
現場の建物は、住宅などが建ち並ぶ地域にあり消防隊員がホースで地上から水をかけたり、
建物にはしごをかけて中の様子を調べたりしている様子も確認できます。火災があった
京都市伏見区のスタジオ近くの住宅展示場で働いている男性従業員は「10時半ごろに
事務所の中にいたらドーンと突然、爆発音がした。外に出たら建物の2階と3階を
中心に火が出ていて、避難している人もいました。煙が上がっていたので
すぐに消防に通報した」と話していました。(NHK 2019年7月18日 11時16分)
犯人は法の裁きを受けろ。
以上。