ロッテ6−7広島(9回サヨナラ) 途中までは6点差あったが9回表に追いつかれた。要反省。
1:ロッテは組織として広島の投手あるいは打者の特徴を掴んでいる。チームとして戦略がまとまっている。
2:ただ戦略がまとまっていても戦略の通りに選手が動けるとは限らない。ロッテの弱点はそこにある。
「データ野球」を掲げるならデータにない事をやればいい。
「データ野球」を掲げるならその裏をかきやすくなる。
……ただそれを會澤がまるで分かっていなかった。サヨナラタイムリーを放ったのは會澤だから
あんまり責めたくはないが特に中村恭平→レグナルト→フランスアの所では
「お前明らかにその球狙ってきてんぞ」という球を狙い打たれて失点しているという点に
會澤のリードの稚拙さ(読まれやすさ)が見えてしまっている。
1:インサイドを攻めるべき所でアウトサイドに放ってボール球になってカウントを不利にさせられる。
2:左対左になった所でロッテの打者にホームベース寄りに立たれてフランスアの真っ直ぐを無効化している。
フランスアの角度のある真っ直ぐにはホームベース付近に立つ事によって
角度のある真っ直ぐを投げられない様にする(外に外れるかあるいはストライクゾーンを狙い打てる様にするか)。
みたいな形で組織的な戦略の元でロッテの各打者が打席に立っている。
そうした形に対応する事が會澤は出来ていなかった。
「ストレートを無力化する?ほんなら変化球特にチェンジアップを使っていくわ」
みたいな対応が出来ていなかった。その事が最大6点差あった点差を追いつかれた最大の原因。
勝つには勝ったが床田がピンチもあったが6回無失点と前回登板の汚名返上を果たしただけに
床田に白星をプレゼントしてやりたかった。6点差あってなんで床田に白星がついとらんねん!という状況。
そういう状況にさせたのはロッテの戦略的な野球も去る事ながら會澤の稚拙なリードが原因だよ。
正直フランスアを出した9回表の時点でキャッチャーも変えて欲しかった。
でもそうしたら會澤のサヨナラタイムリーもなかった訳か。
つくづく會澤は「リードの稚拙さ」以外は1人前のキャッチャーだな。
いや、そこが1人前になってくれないと非常に困るんだけどな!(激怒)
ロッテの長所と弱点を見たり。
以上。