2019年06月14日(金)強弱

広島2−11楽天 呆れてものもいえないとはこの事を指すのか。そう痛感した。

1:「先発が1回5失点」。床田、お前は一体どこの野村祐輔だ?この前にも見た光景に反吐が出る。

床田も野村も投げている球はプロの投げている球のそれではない。
投げ方やメンタル面、あるいはローテを守っていく中での体力不足。

色々な理由はあるだろうが根本的に実力不足。

2:野村にしろ床田にしろ「1回5失点」となった投手と組んでいたのはいずれも會澤。

會澤のリードはクソ。以前から俺はそう公言していた。
それがようやく世間さまの目から見てもハッキリとした形で噴出したのかな?と。

個人的には磯村の方がマシ。會澤には早くFAで出て行ってもらって
マシなリードをする磯村の方を正捕手に据えたらカープはもっと強くなる。

それぐらい會澤のリードはひどい。

一体どこがひどいのか。

・比較的読みやすい

次どこにどんな球が来るのか比較的読みやすい。

・変な所で腹を括る

インサイドを使うべき所で外に逃げ、アウトサイドでいい場面で内に寄る。

・ストライクゾーンの使い方が下手

もう最初から「(ストライクゾーンを)外す」「(ストライクゾーン)に入れる」という考え方。
入れるか外すかの二者択一で「決めつけ」のリードをしているから話にならない。

ストライクゾーンは「利用する」もの。

この微妙な日本語のニュアンスの違いを理解できなければ
キャッチャーとしては失格に値する。

野村が1回5失点した時も床田が1回5失点した時も組んでいたのは會澤という事実。
比較的勝ちを計算している投手と組んでこの結果なら捕手にも懐疑の視線が行く。

ただこうして投手が打ち込まれた時に捕手のせいにだけする事はできない。
どんな場合でも打たれた際の過失割合は投手5の捕手5。

會澤のリードはクソと断言して一通り説明した後には投手の責任にも必ず触れておけ。

床田(2回途中7失点)
薮田(3回4失点)
遠藤(2回無失点)
島内(1回無失点)

大差がついていたとはいえ遠藤と島内は會澤と組んで無失点に抑えたという事実。

3:床田も野村もストライクゾーンに嫌われる投球をするから打たれる。

好投手の条件は「ストライクゾーンに好かれる投手」。
悪投手の条件は「ストライクゾーンに嫌われる投手」。

ストライクゾーンに好かれる(嫌われる)ってどういう事?とか言われたら以下の内容。

1:ストライクゾーンのギリギリを突いていく意識で球を投げているかどうか。

実際にギリギリかどうかはではなく相手投手から見てギリギリに感じさせるかどうか。

薮田なんてもうストライクとボールがハッキリしすぎている。
典型的な「ボールの行方はボールに聞いてくれ」タイプ。

これじゃあ相手投手がボール球を振ってくれる事なんてほとんどない。
床田も薮田ほどではないが「ボールの行方はボールに聞いてくれ」タイプ。

野球はボール球を振らせたら有利になる。
どんなクソボールでも「空振りしたらストライク」。

2:甘い高さに投げていると嫌われる。

「中途半端な高め」だけではなく「中途半端な低め」も甘い高さ。
「中途半端な低め」をすくいあげてヒットにされる。

高低差が中途半端なら正直ど真ん中に投げてくれた方がマシ。
意外とど真ん中って打たれない(絶対ではないが)。

3:相手との戦いに終始していたら嫌われる。

相手との戦いに入れ込んでいる投手は悪投手。
自分との戦いに打ち込んでいる投手は好投手。

自分が「球速300キロのストレートと落差のある250キロのフォーク、
それとキレのある球速280キロの高速スライダーだとかを正確なコントロールで
ズバズバと投げ込んでしかも何球投げても毎日投げても肩肘全く消耗しない」
みたいな機械の様なピッチャーだったら相手の事なんて考えずに
ただ自分の投げたい球を投げていれば打ち取れる事になる。

まぁそんなピッチャーなんている訳ないんだが。

そんなピッチャーなんている訳がないが「強い球」を投げられる自分がいるなら
その「強い球」を投げる事に集中していれば相手を抑えられる確率も高くなる訳で。

野村にしろ床田にしろ薮田にしろ「そこまでの域」に達するだけの努力と計算と
比較の類を実施していないから相手との勝負ばかりに意識が向かってしまっている。

そうやって相手相手と意識する事ばかりしていたら
神経がすり減って上手に投げられなくなるよ。

結局の所は「負けるべくして負けている」。

・強者のメンタル
・強者としての実力

この2つがないから負ける。

以上。

2019年06月14日(金)23時17分55秒