[ 安倍首相、イラン大統領と会談 ] 安倍晋三首相は12日午後(日本時間同)、イランの首都テヘランに
政府専用機で到着し、ロウハニ大統領と会談した。現職首相のイラン訪問は昭和53(1978)年の
福田赳夫氏以来約41年ぶり。イランの核開発を制限する2015年の核合意をめぐり米国と
イランの対立が激化する中、緊張緩和に向けた対話の重要性を伝える。両国と友好関係を
築いている日本が中東地域の軍事衝突回避に貢献できるかが焦点となる。最高指導者
ハメネイ師との会談は13日で、1979年のイラン革命後、日本の首相と最高指導者の
初会談となる。首相は12日、イランへの出発前に羽田空港で記者団に対し
「中東地域の平和と安定に向け、日本としてできる限りの役割を果たしたい。
ロウハニ師、ハメネイ師と率直な意見交換を行いたい」と語った。(産経 2019.6.12 22:45)