ソフトバンク4−0広島(6回表終了) 5回表に1失点。6回表に3失点。まぁ稚拙なリードだこと。
會澤のリードが稚拙すぎて見てられない。寒い試合展開になった原因の3割は會澤の稚拙なリード。
1:外低めを要求しすぎる。そこに決められる事はほとんどない。ほとんど外れてボール球になる。
外低めに決まれば確かに最高だがそこに投げきれるだけのピッチャーはほとんどいない。
それで外れてボール、また外れてボール。ボール球の方が増えて球数自体も増えていく。
そうじゃない。「基本はストライクゾーンで勝負する事」「ストライクゾーンを使って打ち取る事」。
例えば高めの釣り球や落ちる球。ストライクゾーンを中心に考えてそれをどう使っていくか。
「どう外していくか」じゃないんだよ。
「どう使っていくか」なんだよ。
2:変な所で腹をくくってインサイドを要求して痛打を喰らう。
6回表のグラシアルのソロなんてまさにそれ。そこは外でよかった。
會澤の直感って変な所で変な結論を出して相手の思考に自分から飛び込んで自滅する事がある。
3:左右の投げ分けにこだわりすぎ。必要なのは「上下の投げ分け」。
……。
自分だったらこんな稚拙なリードをする相手とは組めねぇわ。
それか「俺にリードさせろ」という事でピッチャーが配球を組み立てる方向で調整する。
正直見てられない。
……。
本来、自分は基本的にキャッチャーを選ぶ事はしない。
キャッチャーが誰であっても「この(組んでくれた)キャッチャーの顔に泥を塗る投球はしない」と誓って投げる。
気持ち的には誰と組もうが別に構わない。
ただし技術論、リード論の是非として考えた場合には會澤のリードは稚拙と言わざるを得ない。
技術的には「違うだろ」と指摘する。
心情的には「誰と組む事になってもキャッチャーの顔に泥を塗る投球はしない」と誓って投げる。
誓うだけではなく結果で示す。
誓うだけではなく結果が全て。
ストライクゾーンを「使っていく」リードをしない限り交流戦での飛躍はない。
以上。