QUOカード購入された人にお借りして、記念写真を撮りました 私のQUOカードができるなんて(りり)
正直地獄でしかねぇわ。
「キャッシュレス払い戦国時代 〜モタモタしてたら倒産するぞ〜」
血で血を洗うキャッシュレス払いの渦中に国民を巻き込むな、と。
指摘1:ユニー・ファミリーマートホールディングス+ドン・キホーテ陣営は何がしたいのか
ユニコ(ユニー)、Tマネー(ファミリーマート)、majica(ドン・キホーテ)
電子マネーの相互開放をする事もなく各種ブランドが乱立している。
そしてどのブランドも統一するだけの実力(魅力)を持ち合わせていない。
※2019年5月31日(金)をもってファミマTカード(ポイントカード)の店頭発行は終了しました。
※2019年5月20日(月)をもってファミマTカード(Visaデビット付)の新規申し込みは終了しました。
Tポイントからの離脱は順調に進んでいるみたいだがやっぱり難しい。
ユニコ:知名度が低い。ユニーという名前が邪魔をする。
ユニーとは元々企業体の名前。
店舗名なら「アピタ」「ピアゴ」「なんとかウォークどこそこ」の方が知名度は上。
正直「アピタカード」とかの方がよかったんじゃないかな?としか言い様がない。
店舗名の方が知られているのに企業名に関係した名前のカードにしたのはユニーの失敗。
majica:ドンキホーテという店舗への印象がよろしくない。
「商品がゴチャゴチャと置かれている」「客層が悪い」「水商売をしてそうな印象の悪い店員がいる」
みたいな形でこれを主力ブランドにするとドンキホーテと比べたら高級ブランドのアピタに傷がつく。
正直キャッシュレス払いに関してユニー・ファミリーマートホールディングス+ドンキホーテの陣営は
詰んでる格好だと言っていいよ。
1:全く新しい電子マネーのブランドを創造する
2:弱体化しているポイントブランドを買収する
どっちにしても時間がかかりそうだな。「ユニコに統一」も「majica」に統一も出来ないのであれば。
統一する必要あるんですか?と言われたら「統一するしかないでしょ?」と質問返しの形を取る。
お金とは使えて当たり前のもの。
日本なら日本円なんて使えて当たり前のもの。
本来お金とはそれぐらい普遍性の高いもの。
「使えません」なんていうなら電子「マネー」の看板を降ろしてもらいたい。
使えるお店を早期に増やしていく事は電子マネー(キャッシュレス払い)に必要不可欠な事。
ユニコカード
MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNY(直営):利用可能
MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNY(専門店):利用可能(一部対象外店舗あり)
それ以外のドン・キホーテ:利用不可
グチャグチャだなと。
俺が経営者だったら「ユニカ(unica)」というブランドを新規に創設して各ブランドごとに
「アピタ発行デザインのユニカ」
「ファミリーマート発行デザインのユニカ」
「ドンキホーテ発行デザインのユニカ」
みたいな形でお茶を濁す事にするわ。
基盤システムはmajicaの物を流用。ユニコには退場してもらう事になる。
指摘2:Tポイントが事実上の死を迎えている件について。
ファミマが離脱。ヤフーが離脱。ドコモの「dポイント」と発音が似ている。正直先がない。
指摘3:ポンタの影が薄い。ローソンに買収されてくれ。
「おさいふポンタ」「ポンタポイント」の一連のサービスはローソンに買収されてしまった方がいい。
「ポンタ機能つきローソン銀行キャッシュカード」ってもうあるの?「クレジットカードなら」あるんだ。
指摘4:楽天の凋落。
リアル店舗で楽天ポイントが使える様になりました!みたいな事は聞くが
ネット専業でやってきた企業のポイントはやっぱりネットで消費されがちになる。
楽天Edyとの棲み分けも出来ていない(上手くない)上に楽天の場合は
「小規模店舗の集合体」なのでたくさん買っても送料が掛かる。
Aというお店で1000円購入(+送料)。
Bというお店で2000円購入(+送料)。
で、「Aというお店」「Bというお店」それぞれから発送される訳で。
それだったらまとめて買えて送料無料の方がお得だわな。
楽天市場のビジネスモデルがAmazonと比較して完全に負けているので
ネットで儲けた金をリアルに投資してのビジネスモデルの転換を図っている訳だが
それをやるという事はやっぱり「凋落」の2文字が見えてくるよと。
指摘5:交通系電子マネーの地域分断。
「Suicaは関西では使えません」みたいな誤解もそろそろ解けてきたが
やっぱり使えない所では使えない訳で。交通系電子マネーの泣き所はそうした地域分断。
JRの地域をまたいだ鉄道利用に電子マネー(交通系ICカード)は使えませんとかいう泣き所。
それらが完全解決するのはまだまだ先の話の様で。
……。
結論1:イトーヨーカ堂が食品系スーパーと「アリオ」ブランドのショッピングモールに二極化し
「イトーヨーカドー」ブランドをソフトランディングさせる事ができれば
イズミに「nanaco」を開放している事、セブンイレブンで使える事も含めて優位。
ヨークベニマルとヨークマートの合併。
「イトーヨーカドー食品館」ブランドの廃止。
「イトーヨーカドー」の閉店の加速。立地次第では「アリオ」への転換を促進。
リアル店舗のブランドの統廃合が加速すれば
セブン&アイとかいう強力な集合体から放たれる「nanaco」ブランドは優位になる。
食品スーパー:ヨークマート(ヨークベニマルは廃止)
総合スーパー:イトーヨーカドー
大規模モール:アリオ
イトーヨーカドーの中にはファーストフードの「ポッポ」をテナントに入れる事。
アリオの中にはファミリーレストランの「デニーズ」をテナントに入れる事。
セブン&アイの泣き所は本屋。イオングループの「未来屋書店(品揃えはよくないが)」の様な
本屋をテナントとしてアリオに入れられたらセブン&アイのブランド力が向上する。
セブン&アイが「文教堂」を買収して傘下に収めたら面白いね。
「文教堂 アリオ深谷店」とか出来るの。
電子書籍?
「いつまで読めるか分からない」
「電子機器がないと読めない」
「メモとか書いて挟んだり出来ない」
紙には紙の優位性がある。
……まぁ(ブランドの整理なんて)出来そうにないが。
イオンのWAONは論外。分かりづらすぎる。
イオンの食品スーパー部門は売ってる値段が高いし売ってる商品が不味い。
結論2:どの電子マネーも一長一短。泣き所をさっさと解消した者が勝つ。
結論3:とりあえずドコモが強力な顧客基盤を持って参戦してきた。ドコモの今後に注目。
結論4:QUOカードは段々と隅に追いやられるよ。「使えるお店が意外と少ない」から。
以上。