[ フェリシアーノ氏がお立ち台デビュー ] 広島に所属するドミニカ共和国のカープアカデミー出身の
選手をサポートするファン・フェリシアーノ氏(39)が通訳者デビュー。前日4日の巨人戦(マツダ)で
サヨナラと一発を含む2安打2打点で大活躍のサビエル・バティスタ外野手(27)とともに
初めての本拠地のお立ち台に上がった。「(お立ち台は)とても緊張したよ。(2日の阪神戦の)
甲子園はテレビだけだった。(スペイン語で)“雰囲気”を何て言っていいのか、わからない。
あとで調べたけど日本語は難しいよ」ヒーローインタビューで特に苦労したのはインタビュアーからの
「チームは3連勝。ベンチの雰囲気は」との問い。日本語からスペイン語に翻訳する際に「雰囲気」の
意味が理解できず、頭が真っ白に。バティスタの回答も「ホントにモチベーションが上がってる」と
チグハグ!?になり球場はドカン!!しっかり笑いも奪うなどクレート氏を彷彿とさせる
お立ち台デビューだった。フェリシアーノ氏はとにかく勉強熱心だ。現役時代の2004年に
3年間広島でプレーをしたのをきっかけに独学で日本語を習得。4月中旬の来日前には
同アカデミーの日本人職員と会話をして強化をした。インタビュー後には早速スマートフォンで
「雰囲気」を検索して意味を理解できるようになった。4月30日の阪神戦(甲子園)
でも、バティスタが平成最後の本塁打を放ったときの取材で5月1日から新元号「令和」に
なることを知らず。その日の内にチーム宿舎で改元の意味を勉強した。わからない日本語は
自身で調べたり、同僚に聞いたりして語彙力を増やすように心がける。指導者、通訳者として
さらなる高みを目指すフェリシアーノ氏は「ドミニカには子供が3人いますね。毎日連絡しているよ」と
単身赴任中であること明かした。任期は今年7月まで。妊娠中の妻と2人の子供を
育てるため、母国・ドミニカ共和国に帰国中のヘンディ・クレート氏(35)に代わって、
縁の下の力持ちになる。(サンスポ 2019.5.5 13:00)
それだけ日本語は難しい言語だという事。
日本人には当たり前に喋ったり書いたりする事ができる様でも
日本人以外には非常に難しい言語だという事。
だから日本人の側が配慮する必要がある。
この手のヒーローインタビューの時には聞き手は出来るだけ分かりやすい言葉を使う事。
以上。