[ LINE103億赤字、スマホ決済の販促かさむ ] 無料通話アプリLINEが24日発表した
2019年1〜3月期連結決算(国際会計基準)は、最終利益が103億円の赤字だった。
前年同期の13億円の赤字から大きく膨らんだ。スマートフォンを使った決済サービス「LINEペイ」の
利用者を増やすため、購入額の20%をポイントとして還元するキャンペーンを実施し、
販促費がかさんだことなどが響いた。スマホ決済を巡っては、新規参入が相次ぎ、顧客獲得競争が
激しくなっている。一方、売上高は前年同期比13・5%増の553億円だった。(読売 4/24)
一時的な赤字なら投資したからという言い訳も出来るが慢性的な赤字になっている体質はヤバい。
電子マネーなんてほとんど流行らない。少なくとも現金決済、クレジットカード決済という「2強」には勝てない。
「2強」以外の決済方式を単独で賄って投資を回収しようという考え方は捨てた方がいい。
そういう訳で今後の電子決済業界は統廃合が進むかと。
Aという電子マネーがBという電子マネーとしても使えますとかいう対等合併の様な形式ではなく
Aという電子マネーがBという電子マネーの経営権を握りました、Bは廃止しますのでAに移行して下さい。
の様な形で片方の価値をゼロにする様な「対等ではない合併」の様相になると推測している。
要するに
「Aという電子マネーの利用者をBという電子マネーから獲得する(重複分は除く)」
「Bという電子マネーを継続した所で仕方がないから経営権を握って廃止という決定を下す」
そんなレッドオーシャンに多額の金を投資する方が哀れ。
少なくともその分野においてはLINE株式会社は投資先と投資の方針を見誤っていると言っていい。
トーク一覧の画面にも広告が現れ、操作ボタンがiOS向けと同じく「下」に移動した。
通知の交換システムもあまり優秀ではないらしく、送信したはずのメッセージが相手に届いていない。
「?」と思って他の手段で聞いてみたら「通知が届いていない」と。
「そんなはずはない、確かに送ったはずだ」と言われてLINEアプリを開いてみたら
その段階になってはじめて通知が来た(アプリが「新しいメッセージが届いていた事」を認識した)。
なんて言う事がしょっちゅう発生する様な展開で大変だーという話も聞いている。
「アプリがダメ」「MVNOが低速」「通知もダメ」「決済もダメ」。
LINEに残っているのは「昔取った杵柄」が理由による
「日本国内でのメッセージングアプリのデファクトスタンダード」という位置づけだけ。
「+メッセージ(プラスメッセージ)?」
MVNOに開放していない時点でお話にならない。
そのうえ電話番号に紐つけされる(電話番号でしか繋がれない)という時点でお粗末。
Telegramの機能性+Discordの高速通信(迅速なレスポンスが可能なサーバーと通信回線)。
この2つが合わされば普通に最強クラスじゃね?という印象を持っている。
以上。