2019年03月03日(日)状況

[ 棄権の大迫「スタート地点から寒くなって…」 ] 日本記録保持者(2時間5分50秒)の
大迫傑(27)=ナイキ=が、29キロ地点で棄権した。レース後、「スタート地点から寒くなって、
身体が動かなくなり棄権せざるを得ない状況でした」とのコメントを発表した。日本記録をマークした
昨年10月のシカゴマラソン以来のレースとなった大迫は、序盤から先頭集団の後方につけていたが、
中間地点付近で遅れはじめると、そのまま失速。28・85キロ地点で立ち止まり歩き始め、29キロで
コース外に外れ棄権した。主催者による天候リポートによると、スタート地点、午前9時の気温は
5・7度だった。1日に行われた公式会見で、4度目のマラソンに東京を選んだ理由を聞かれた
大迫は「9月にMGCが東京である。コースは同じではないけど、同じような独特の緊張感を
味わえると。それが大きな理由の1つ」と、“予行”としての位置付けを語っていた。
「できる限りのことはやってきた」と仕上がりに自信を見せていたが、4度目のマラソンで
初めての“ブレーキ”。9月の大一番に向けて、不安を残した。(デイリー 2019.03.03)

2019年03月03日(日)19時32分04秒