2019年02月17日(日)委託

[ 前橋競輪を民間委託 来月にも市長へ答申 ] 前橋市のグリーンドーム前橋の運営について
協議する検討委員会(委員長・中島実副市長)は15日、市単独で実施している競輪事業を
民間委託に切り替えるよう山本龍市長に要望する方針を固めた。現行のままでは2028年度に
市一般会計への繰り入れができなくなるが、民営化で2億円の繰り入れを維持できると
試算している。市は中心街再開発や施設運営などで民間活力の導入に前向きで、前橋競輪への
対応が注目される。同日開かれた検討委の第4回会合で、主力の競輪事業は民間委託とし、
メインイベントエリアや会議室などを貸し出す事業は市直営を維持し、将来的な民間委託の
検討を盛り込んだ素案をまとめた。来月にも山本市長に答申する予定だ。市の
財政シミュレーションによると、競輪事業を現行のまま運営した場合、実質収支は
28年度に5億5000万円の赤字に転じ、市一般会計への繰り入れができなくなる。
一方、民間委託した場合、繰入金は20〜27年度に毎年2億円を確保でき、
関連基金への積み立ても維持できるとしている。(上毛新聞 2019/02/16)

なんでもかんでも民間に委託すればよくなるとか思っている白痴の思考。

どうして日本の公営競技は活力を失っていく方向へとほとんどの競技で進んでいるのか。

答えは非常に簡単。

「公営競技の経営の教科書」がないから。

・公営競技はこういう風に経営しましょう
・現場の人員はこういう風に動かしましょう
・投資のバランスはこういう風に振り分けましょう

みたいな事柄に関する正解を獲得した者が経営の中心に座っていないから。

1:前橋駅からも新前橋駅からも群馬総社駅からも中途半端な位置にある。
2:車で行きづらい。岩神町の道路事情は狭っ苦しい道ばかりで運転しづらい。

これで誰が行くんだと。

3:客を遠ざけているのは客。初心者はとっつきづらい環境が存在している。
4:客を遠ざけているのは客。野次とか汚い身なりとかの連中が初心者を遠ざける。

これで客が増えるのかと。

5:見方が分からない。「見て覚えろ」と言われてそうするほど暇な奴はほとんどいない。
6:賭け方が分からない。初心者にはマークカードへの記入も一苦労。

これで誰が買うのかと。

市営とか民間とかの問題じゃないんだよ。

「正しい経営」をしていない(正しい経営を分かっていない)からこうなるんだよ。

ダメな前橋市!

以上。

2019年02月17日(日)11時14分43秒