[ 彦根警官射殺事件初公判 ] 滋賀県の交番で、上司を射殺した罪に問われた元巡査の
男の裁判が始まり、弁護側は動機を「指導に対するストレスだった」と主張しました。
起訴状によりますと、当時19歳だった元巡査の男(20)は、去年4月、彦根市の河瀬駅前交番で、
上司の井本光警部(当時41)を背後から拳銃で撃って殺害した罪などに問われています。
30日の初公判で、元巡査は起訴内容を認め、弁護側は「繰り返し叱責を受け、イライラしていた
元巡査は『おまえがアホなんは、親がアホやからちゃうんけ』と言われ、『この人が死んだら
楽になる』ということで頭がいっぱいになった」と主張。ストレスなどで正しい判断ができなかったと
しました。一方、検察は「動機は短絡的で自己中心的」と非難しました。(朝日放送 1月30日)