2019年01月11日(金)縮小

[ 日清食品陸上部が大幅縮小 ] ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)優勝2回などを誇る強豪の
日清食品グループ陸上部が活動を大幅に縮小することが10日、分かった。9月に行われる20年
東京五輪マラソン代表選考会(MGC)の出場権を持つ佐藤悠基(32)と村沢明伸(27)を除く12選手に
退部を勧告。今春入社予定だった大学4年の2選手に対しては内定取り消しの連絡を行った。
マラソン日本記録保持者の大迫傑(27)=現ナイキ=らトップクラスの選手が所属し、近年まで
日本長距離界を先導していた日清食品グループが突如、強化方針を大きく変更した。関係者によると、
所属14選手のうち佐藤、村沢以外の12選手に対して退部を勧告し、競技続行を希望する選手には
他チームへの移籍を支援、これを機に引退する選手は社業に専念してもらう方針を伝えたという。
佐藤、村沢の残留は本人の意思次第とされている。今春入社予定だった選手と大学に対しては
謝罪した上で他チームに所属できるよう尽力すると約束する連絡があった。現大学3年生の
超有力選手が入社の意思を固めていたが、白紙に戻った。日清食品グループは
今年のニューイヤー駅伝で16位に終わるなど、最近は著しく低迷していた。(報知 1/11)

2019年01月11日(金)12時38分08秒