2019年01月07日(月)移籍

[ 丸の人的補償で長野が広島に移籍 ] 巨人は7日、FAで獲得した丸佳浩外野手(29)の
人的補償として、広島へ長野久義外野手(34)が移籍すると発表した。炭谷の人的補償で
西武へ移籍した内海に続き、生え抜きのスターが再びチームを去ることになった。
長野は06年の日本ハム、08年のロッテと2度のドラフト指名拒否を経て、09年にドラフト1位で
念願の巨人入りを果たした。10年に新人王に輝き、11年は首位打者。12年には坂本勇との
「サカチョー」コンビで安打を量産し、2人そろって最多安打のタイトルを獲得するなど、
チームの日本一に貢献した。14年オフに右肘・右膝をダブル手術。当初、翌年の開幕は
絶望視されていたが、驚異的な回復で間に合わせた。15年オフには、第19代選手会長に就任。
助っ人外国人選手の世話役を毎年買って出たほか、キャンプ中のファンサービス改革呼びかけや、
オフには地震の被災地である熊本を個人的に慰問するなど、積極的に動いていた。
だが、近年は思うような数字を残すことができず、9年目の昨季は打率2割9分をマークするも、
キャリア最少の出場116試合に終わっていた。長野久義外野手「3連覇している強い広島カープに
選んでいただけたことは選手冥利に尽きます。自分のことを必要としていただけることは
光栄なことで、少しでもチームの勝利に貢献できるように精一杯頑張ります。
巨人では最高のチームメイトに恵まれ、球団スタッフ、フロントのみなさんの支えのおかげで
ここまで頑張ることができました。また、9年間応援してくださったジャイアンツファンの
皆様のおかげで苦しいことも乗り越えることが出来ました。ありがとうございました。
ジャイアンツと対戦することを楽しみにしています」(報知 2019年1月7日 15時1分)

2019年01月07日(月)17時41分36秒