2018年12月29日(土)静岡

最近全然旅行とか行ってへんなぁ……と思ったので「静岡競輪にでも行ってみるか」と思って出かける事に決定。

青春18きっぷも考えたが在来線では時間がかかりすぎる。
割と最近になって思い立った事なので今回は新幹線で行く事に決定。

今回はなんと贅沢に高崎から新幹線。だけど根がケチんぼなので大宮で下車して大宮からは在来線。

大宮で降りてから「上野東京ライン」で東京駅へ。

途中で山手線とかに乗り換える必要もなく東京駅へ行けるとかやっぱり便利ねぇ〜とか思いながら乗車。

・大宮から東京までを新幹線で移動しなかった理由

大宮から東京までは新幹線の速度も思いのほか出ない。
在来線も平行して走っているので新幹線に乗り続けるメリットがあまりない。

特急券の分のお金を節約。

以上が理由になる。

上野東京ラインで東京駅まで移動して下車。さて次は東海道新幹線な訳だが。

……。

名古屋で降った雪の影響で新幹線のダイヤが乱れている。その影響で東海道新幹線ホームは人だらけ。
指定席に乗る予定の人が行列を作り、あるいはその列を東京駅の駅員が整理。
通行に必要な幅を開けさせるなどして東海道新幹線のホームに向かう階段もしくはエスカレーターの前は大混乱。

乗る予定だったひかり号も遅れている。
乗る予定だったひかり号を待っていたら静岡駅への到着も大きく遅れてしまう。

(●▲●)「なんやこの地獄絵図……」

(●▲●)「しゃーない」

行列を無視してさっさと階段で東海道新幹線下り方面のホームに移動。
停まっていたのぞみに乗車。指定席のデッキ部分を確保して「ますのすし」気分。

新幹線に乗車の際乗車券とは別に特急券が必要な訳だが
この特急券が自由席特急券だった場合指定席に乗れますか?当然アウト。
この特急券が自由席特急券だった場合指定席のデッキに乗れますか?基本的にアウト。

ただし混雑している場合など、乗った方が駅で滞留している客を
滞りなく処理出来る場合は特例として認められるというルールが存在している。

ルールというか、お目こぼしというか。

普通に考えたら認められる状況でしょ?としか思えないので普通に乗車。
出発したのぞみのデッキでわいわいがやがやぎゅうぎゅうしながら移動。

さてどこで下車するか。品川か新横浜。そこでこだまに乗り換える感じになる。
こだまもある程度人でいっぱいだとは思うが「ひかり」よりは空いている。

まぁこうなった場合「こだま」にしないと静岡駅に停車するという保証がないからというのもある訳だが。

(●▲●)「思い立ったのはつい最近の『グランプリ(シリーズ)見に行くぞー旅行』」

(●▲●)「まさかこんな事になるとは」

品川も全く考えなかった訳ではないが九分九厘乗った時から決めていた。

新横浜で下車。

のぞみなので新横浜の次は名古屋まで止まらない。
このまま乗っていたら名古屋まで連れて行かれてしまう。

新横浜で後続のこだまに乗り換えて各駅停車で静岡へ。
途中の小田原あたりで2人がけの席が空いたので速攻で確保。

小田原、熱海、三島、新富士と停車。
新富士からの車窓で富士山を楽しんだ所で目的地の静岡に到着。

こだまの静岡駅到着時刻は10:51。そこから約10分遅れで到着。
本来乗車するはずだったひかりの静岡駅到着時刻は11:04。

結果的には本来の予定とほぼ同じ時刻に静岡駅に到着した。

(●▲●)「早めに出て正解だった」

静岡駅で下車したあとは南口に出て昼食のために南口からほど近い「清水港みなみ」でマグロ丼。

みたいな事も考えていた訳だが開店直後だというのに2階にあるお店に続く階段から
1階のビルの出入り口付近までお客様の行列。

人気店とは知っていたがここまで行列が開店(11時)ちょっとすぎの時点でもう出来ていたとは。

(●▲●)「」

当初のプランとは大きく異なるプランを発動。

南口に戻って静岡競輪場への無料バスに早速乗車。
さすがグランプリ、やっぱりすし詰めだ〜、とは思ったがまだマシな方かと。

今回の静岡で開催される初めてのKEIRINグランプリに向けて駅構内では広告多数。
一体今回の宣伝にいくらのお金を掛けたのかは知らないが相当なお金を掛けた事はよく分かる。

今回の静岡競輪で行われるグランプリシリーズ。
28日(ガールズ)、29日(ヤング)、30日(KEIRINグランプリ)が各日のメイン競走として実施。

30日のKEIRINグランプリを見る事も考えたが来場者数がとんでもない事になる。

その事は簡単に予想できる。

たぶんまともに移動する事も無理なんじゃないかな?

そういう訳で30日のメインである所のKEIRINグランプリの現地観戦はなくなく諦める。
(ガラス越しの)指定席でも取れていればまた違ったんだろうけれども。

それなら今日行った方が混雑度としてはまだマシな方。

自分が想定しているのは

29日:約7000人
30日:約20000人

30日は過去の静岡競輪での実績から2万人を越える程度の入場者数が予想される。
静岡競輪は入場無料なので1人が重複でカウントされるとは思うがそれでも混雑する事は間違いない。

そういう訳で静岡駅の周辺も見て回りたかったがそれはまた別に実行するとして
今回はグランプリ(シリーズ)の現地観戦が主な内容なので静岡駅の南口から発車する無料バスの
乗り場へと直行してバスを使って静岡競輪場へ。

バスは補助席まで全部使ってのおよそ52人掛けで出発。満員の状態で出発したバスでは
前日のレース映像を車内で流すというサービス付き。およそ15分の移動で静岡競輪場に到着。

ある程度地図や写真では見ていたがやっぱり現実で見ると
「ここが静岡競輪場かーっ!」の様な謎の感動が沸いてくる。

周囲には団地や三菱の工場など、前橋競輪場(グリーンドーム前橋)とは
周辺環境の異なる「街の中の競輪場」という第一印象を抱いた。

入場無料なので早速入場。
うわー盛り上がっているわ。

そういう訳で大盛り上がりの場内へ。

競輪場の中に関する配置(場所)は事前に見ているので特に迷う事もなく。

1:できるだけ室内にいた方が温かい。
2:車券も当然買っておきたい。

以上の2点を理由に第3コーナー付近の初心者向けスペース「ビギーナ」を基本的には利用する。

行く途中の売店で静岡おでんを購入。昼食は先にする予定なのでこの段階で小腹を満たす。

フワと黒はんぺんを注文。各100円。計200円。

フワ(牛の肺)
黒はんぺん(魚を丸ごとすりつぶしたはんぺん)

味はどちらもイケており、どちらも群馬にはない味だった。
食べて別の場所で無料のお茶も飲んでから「ビギーナ」へ。

ビギーナとは?

平日は女性限定。土日休日は家族連れや初心者などであれば男性でも入場可能な比較的新しいスペース。

第3コーナー付近の1階入り口から「21(トゥーワン)プロモーション」の関係者がいる
窓口の前を通って2階に上がって到着。ビギーナでも車券は買えるので車券はそこで買う。

入場の際に貰っておいた出走表を手に車券の検討に入る。

「このレースにはこの選手たちが走ります」
「このレースに出走する選手の最近の成績はこうなっています」という情報はやっぱり必要。

ネットを使ってスマホでも見られるが車券を購入するとなると正直紙の方が使いやすい。

ビギーナに到着した頃には第4レースの発売中。
出走表とにらめっこしながらマークカードに何点かマークしてお金を出して車券購入完了。

購入した車券を手にレース観戦。……4レースは無事に的中。
人気していた5番の簗田(やなだ)からの相手流しのワイド2−5と3−5が的中。

早速払い戻し。

「車券を入れる」
「当たり車券は当たりの組み合わせが目立つ色に表示が変わる」
「外れ車券はそのまま返されるのであとでごみ箱に捨てる」
「払い戻し金はそのまま別のレースの購入資金としても使えるし
『精算』ボタンを押せば払い戻し金のお金が機械から出てくる」

みたいな事があれこれ発生して機械から出てきた払戻金を受け取った。

ワイドだけど若干のプラスだった。

さて5レース。5レースは軸となる選手が不在だったので、軸ではないけど
最近の成績が比較的優秀な選手、という組み合わせのワイドを購入。

その際に間違えて2−9の買い目を2回書いてしまう
(2−9とマークした次の次の箇所で2−9とまたマークしてしまう)
事もあったがこれはご愛嬌。

今回のグランプリシリーズでは初心者の観戦も多く(初心者向けの場所なんだから当たり前だが)
競輪は選手が色分けされているので、経験者が数字と色の組み合わせを初心者に伝える様子も見える。
「ビギーナ」はゴールの反対側。ゴールの近く(の金網)に陣取っている競輪ファンも見える。

5レースは後方からやってきた選手の「差し」で決まる。2、5、9の順で確定。
またしても(珍しく)的中したので払い戻し。ワイドだけど若干のプラスですよ。

そういう訳でここで昼食です。静岡競輪場を出て約1キロぐらい先にある「さわやか」に向かう。

さわやか(静岡県内にしかないハンバーグのチェーン店)

道には迷わず到着できたし道のりも住宅地とかを経由して「こういう感じで住んでいるのか〜」と
自分にとっては非日常な空間でもこの近隣に住んでいる人たちには日常という違いが楽しいなぁと
楽しみながら到着したけど待っている人数がすごい!

(●▲●)「これでも新静岡セノバの駅ビルにあるさわやかよりは少ないのか…」

(●▲●)「県外ナンバーの自動車が駐車場には多数停まってますよ…」

唖然としたのでさわやかを諦めて隣へ。

さわやか(静岡池田店)の隣にある「スエヒロ」という飲食店へ。

そこはすいていたので席を確保。注文したカツ丼がしばらくしてからやってきた。

やっぱりここのカツ丼はうまいわ。静岡県にも豚肉のブランドが存在しており、
そののカツ丼を750円で出しているお店がここ。

しかし近くに「さわやか」が存在しておりそっちに人気が集中するので結構な穴場になる。

みたいな展開の元で食べて終了。行きと同じ道で静岡競輪場に戻る。

戻った頃には8レース。ここが勝負レース。…ヤンググランプリ?ごめん全然わからんわ。

そういう訳で8レース。

中心は東北ライン。ただ地元の渡邉晴智が絡んできそう。あとは中国ラインの
6番才迫(さいさこ)が自分は来ないが3番の三宅(みやけ)だけは車券に入る順位にまで
連れてくるかもしれないのでそこも少し絡めて…。

みたいな事を考えながら、今回の「勝負レース」を思い切って購入。

8レースは自分が期待していた東北ラインの4番の新山(しんざん)将史(まさし)が
後ろにいた1番の和田圭を連れてきてくれた。「新山ありがとーっ」と思う様な結果になった。

3着には地元静岡の渡邉晴智が残ってくれたので渡邉からのワイドも的中。

その時にビギーナの中に居る初心者の動向を見ていた訳だが
「番号(と色)を見て、車券に書いてある数字が上位に来たら当たりだよ」
ぐらいの内容で伝えている。なるほど、こういう伝え方もあるのか。

自分は期待していたが新山絡みのワイドが意外とついた。
今回は買い目も多くなったので車券は全部で3枚。3枚をいっぺんに入れる。

的中した車券は的中した買い目の色が変わって目立つと同時に的中した分の払戻金が表示される。

1枚目は的中車券、2枚目は的中車券、
3枚目は外れなのでそのまま返される(あとで自分で捨てる)。

的中車券の合計金額が表示されるので「精算」を押して機械から出てきたお金を財布の中に入れる。

これで(賭けは)終了。

賑わっている場内に後ろ髪を引かれながらも静岡競輪場を無料バスで後にして静岡駅南口に戻る。

南口に戻ってからは宿泊施設へと更に移動してチェックイン。
部屋に到着してからしばらく休憩して静岡駅の「北側」に向かう事に決定。

静岡市には観光する所が少ないみたいな事を言われてはいるが個人的にはそうは思わない。
むしろ観光に向いている所がたくさんあるなぁと感心するほどに。

しかし年末なので「年末年始はお休みです」の期間にちょうど当たってしまっている。

なので「今は」少ないなぁという印象も同時に沸いている。
今度来る事があるとすればそうした時期以外に来ればいいだけの事。

新静岡駅へ移動。新静岡駅の駅ビルのテナントを見て「最近はこういうファッションが流行りなのね」と
お上りさん気分。政令指定都市という事もあって入居するブランド的には魅力的な地域らしい。

静岡駅の北側から新静岡駅の周辺を散策。静岡県庁などのビルを見て自分が普段見ない物を見る事で
(自分から見れば)よその地域、という感覚を獲得して自分の脳の回転を高めていく。

やっぱり「(自分が)知らない土地」に来ると脳の回転がシャキッとするわ。たぶん旅ってそういう効果がある。

…で、そろそろ夕飯時な訳だが何にしようかねぇ。ラーメンとか温かそうでいいわ〜寒いから〜。
みたいな事を思うも近くに松屋があったのでそこで。静岡市に来てまで松屋?とも思ったが
ご当地グルメって当たり外れがあって前もって調べていたとしても世間の評判通りとは限らない訳で。

そうなると「チェーン店」を選択する事で飛び抜けて旨い訳ではないけど外れでもないという展開も視野に入る。

そういう訳で松屋で牛丼。その後近くにあったドンキで買い出し。

やっぱり高いわ〜物価。群馬県の物価に慣れていると静岡市(静岡県?)の物価が高く感じる訳で。

これ本当にドンキのいう「驚安(きょうやす)価格?」と思わざるを得ない値段が並んでいる。
例外だったのはドンキがブルボンに作らせた板チョコが税抜き68円でこれは群馬県のドンキと同じだわ。

そう思っても他に買えそうな所がない(しずてつストアだったらもっと高くなる)ので購入。

宿泊施設に戻ってからはジュースやチョコレートを冷蔵庫で冷やしておく。

その間に翌日の準備をしたりあるいは「地元の」テレビを見たり。

静岡のローカル局とは言ってもゴールデンタイムの番組は東京の局と同じそれ。
ただしテレビCMは割と違ってくる。群馬では見ない静岡ローカルのテレビCMを見ると
「静岡に来たんだなぁ〜」という印象を改めて持つ訳で。

・(お菓子の)こっこ
・サントムーン柿田川
・静岡駅ビル パルシェ

群馬では見ないテレビCMをSBS(静岡放送・TBS系列)で見る愉悦。

そういう訳でおやすみなさい。

2018年12月29日(土)23時59分55秒