2018年12月28日(金)訴求

NTTドコモ 料金1,980円訴求「細川たかしさん」篇 なる映像をドコモショップでたまたま見てびっくり。

(●▲●)「大御所だぞおい……」

1:CMは見た相手に印象を残す事が第一。そういう意味では成功している。
2:CMは見た相手に好印象を残す事が最も重要。そういう意味では失敗している。

最近のNTTドコモのテレビCMはドコモの良さが伝わっていない。「ドコモの良さ」とは何か。

1:日本国内の企業との協業。基地局の設備を日本国内の企業に発注している。そうした安定性。
2:ネットワークの充実度。他のキャリアよりも実効速度が高速。そうした通信性。
3:ネットワークの充実度。「ドコモWiFi」という他のキャリアには無い武器を持っている。そうした通信の多様性。

これらを一言でまとめれば「堅牢性」。いくら安くても肝心な時に繋がらないのでは意味がない。

……。

で、今回のテレビCMの印象としては細川たかしさんやっぱり歌上手いわと思う程度。
料金が安くなる?特別安くはならない。料金「だけ」ならMNOは逆立ちしたってMVNOには勝てないんだから。

1:月々1980円で使う条件が厳しすぎる。
2:価格競争を行うんだったらミドルエンドのスマホを中心に売って通信費ではなく本体価格を下げればいい。
3:ハイエンドとローエンドの二極化が進みすぎ。真の顧客満足を与えるのはミドルエンド。

ミドルエンド(Snapdragonの600番台+UFSストレージ)

「Xperia XZ1 Compact SO-02K」のプロセッサをミドルにして
ドコモショップの店頭価格が1万円下がれば訴求力は高くなる。

頭金を取りすぎなので頭金を半額にすれば訴求力はもっと高くなる。

結論1:下げるなら本体代金。
結論2:CMは印象には残るが好印象が残らないので失敗。
結論3:やっぱり細川たかしさん歌上手いわ。

2018年12月28日(金)06時40分57秒