[ 来年10月から消費増税、首相が「決意表明」へ ] 安倍首相は15日午後の臨時閣議で、消費税率を
来年10月1日から予定通り10%に引き上げることを表明する。社会保障制度を全世代型に転換する
財源を確保するためで、増税による景気への悪影響を抑えるための対策の検討も指示する。
政府は15日午前、首相官邸で政府・与党政策懇談会を開き、災害復旧費を盛り込んだ2018年度
第1次補正予算案を協議した。補正予算案は総額9400億円程度の見込み。西日本豪雨のほか
大阪北部地震、台風21号、北海道地震などからの復旧・復興費用を盛り込んだ。来夏以降の猛暑対策として
公立小中学校の教室に冷房設置をするほか、倒壊する危険のあるブロック塀の撤去・改修にも充てる。
政府は同日午後の臨時閣議で補正予算案を決定し、24日に召集する臨時国会に提出する。この臨時閣議で、
首相は消費税率を予定通り10%に引き上げる決意を表明する。(読売 2018年10月15日 11時19分)