寛仁親王牌と全日本選抜の売り上げが前年比での大幅マイナスを記録している展開は「当然」の一言。
最大の原因は「無能が経営しているから」に尽きる。
1:買って当たってまた買ったという循環が出来ていない。割とすぐに資金が尽きる。だから売れなくなる。
2:客層が悪い。既存の客の態度の悪さが新規の客を遠ざける。客を遠ざけているのは客。
3:主催者も主催者で「新しいファンを育てる努力」を怠っている。だから既存の客が高齢化して死ぬと売れなくなる。
4:他の公営競技とかち合いすぎ。小さい市場の中で喧嘩して客を奪い合う無能経営。
以上の理由で売れなくなっている。それだけ。
市場規模そのものが縮小化しているので売り上げの減少はしばらくは続くがある程度の所で下げ止まる。
経営者が心を入れ替えて経営してくれれば下げ止まる。
心を入れ替えて経営?無理だろうけどな。
16時30分:寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント 決勝戦
16時38分:全日本選抜オートレース 優勝戦
17時30分:マイルチャンピオンシップ南部杯
メインレースがほぼ同時刻になってしまった競輪とオートレースが正面衝突。
照明設備を新設した事で実質ナイター開催が出来る様になった盛岡競馬場では
南部杯の発走時刻を繰り下げて(しかも最終レースの1つ前として)実施した。
今回のSG5日間の節間売り上げは12億3538万3500円で、目標の16億5000万円を下回った。
4日間の総売り上げは76億8340万4900円で、目標の85億円には届かなかった。
お天気にも恵まれ、メンバーにも恵まれ、入場者数も売上金額も昨年を大幅に超えたもようです。
全日本(12億3538万3500円)
親王牌(76億8340万4900円)
南部杯(11億4897万3500円)
南部杯(盛岡競馬)の一人勝ち。
1:デムーロとルメールが乗りに来る!という集客効果。
2:ゴールドドリームとルヴァンスレーヴの一騎討ちムードで予想がしやすかった。
3:照明設備を新設して発走時刻を繰り下げた事で他の公営競技と時間が被らなかった。
4:JRAの販売網を活用した「地方競馬をIPATで売ります」の効果も現れた。
5:「家族向け」のイベントを組んだ。
オートレースだ競輪だとか言って行こう(買おう)とした時に所帯を持っている男が家族をほったらかして
奥様に「俺が帰ってくる頃にはメシ準備して待っとけ」みたいな事が出来る様な時代はもうとっくに終了している。
家族サービスの一環として公営競技を考えた場合やはり家族で楽しめるイベントの方が集客力は上。
全日本選抜オートレースの主なイベント
・鈴木圭一郎がどうたらこうたら、選手のサイン会がどうたらこうたら
・役に立たないイメージガール連中を集合(?)させた
・三上(声優じゃないよ、ベイスターズの選手でもないよ)を呼んだ
寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントの主なイベント
・後閑信一さんに喋らせまくった
・オートレースのバイクを走らせて、33期の選手にパシリ的な事をさせた
・浅香(伊勢崎23期のアイツじゃないよ)に歌わせた
マイルチャンピオンシップ南部杯 当日の盛岡競馬の主なイベント
・安藤(阪神の元投手じゃないよ)らを呼んで喋らせた
・ポニー乗馬
・岩手県の民放4局がキャラクターを派遣してお出迎え
鉄神ガンライザー(テレビ岩手で放送しているローカルヒーロー)
ゴエティー(岩手朝日テレビのマスコット)
ちゃおくん(岩手放送のマスコット)
mit(ミット)くん(岩手めんこいテレビのマスコット)
鉄神ガンライザー「俺の右手は南部鉄器だ」
……あぁ、この手のヒーロー物は特に男の子が喜びそうだな。
ちゃおくん:犬をモチーフにしており、犬種はイタリア犬。体の色が、白・緑・赤とイタリアの国旗をイメージしている。
ちゃおくんを盛岡に派遣した当日の南部杯でイタリア人のデムーロが騎乗するルヴァンスレーヴが優勝とかすげぇ展開だな。
現地に来させるイベント(コト消費)はやはり家族単位で考える(楽しめる)方が無難。
南部杯(盛岡競馬)が一人勝ちした理由は色々あるが
JKAの自滅と盛岡競馬の必死の形相が一人勝ちに繋がった理由のひとつ。
以上。