2018年08月03日(金)終焉

広島6−7×横浜(延長11回サヨナラ) 延長11回裏に登板した一岡が最後は力尽きた。

8回裏終了時点で3−6と広島が3点ビハインド。
しかし9回表に登板した山崎から3点を取って同点に追いついた。

9回裏は中崎が抑えて延長戦。

10回表は広島無得点。10回裏はフランスアが2アウト満塁の場面まで作ってしまったがソトを空振り三振に。
11回表は広島無得点。11回裏は一岡が2アウトまではこぎ着けたがヒット四球四球で倉本にタイムリーを浴びて終了。

嶺井に代わってウィーランドを送るラミレスのギャンブルに対してフルカウントからの1球を大きく外に外した一岡。

そこに一岡のメンタル面でのビビリを見た。

「弱気は最大の敵」。

……。

1:元々負けて当然の試合を延長戦にまで持ち込ませた広島の底力は十分に見せてくれた。
2:3点ビハインドで登板した高橋樹也の投球内容はこの調子が続けば勝ちパターンでも使える物が存在していた。
3:今から少し前に澤村がマッスルミュージカル名古屋公演をカマしてくれたので巨人とのゲーム差は縮まらない。
4:一岡に関してはストレートはよかったが変化球がボロボロ。それを肝心な所で要求した石原のリードミス。

……。

會澤にしろ石原にしろ今日は肝心な所でリードをミスする悪癖が顔を出した。
ウィーランドに対してはどんどんストレートで責めて行ってよかった。少なくとも今日の一岡のストレートは走っていた。

……。

こういう展開があるとせっかく勝ちパターンもどんどん投入したのに負けたみたいな事を言う奴がいるが悪くはない。
ブルペンでのんべんだらりと投げているよりは緊迫した環境の中で投げた方が成長する。

フランスアにしろ一岡にしろまだまだ成長途上。こういう場面で投げられた事はある意味で幸せな事。
今日の試合は負けたが横浜に対して「広島は簡単には引き下がらない」と言う事を見せられただけでもある意味収穫。

1敗は1敗?そうね、で、これで今週の広島は2勝2敗な訳だがオタクら(横浜)何勝何敗?
地元ハマスタで巨人に3タテを喰らった「スターナイトメア」があった訳だから今週の横浜は1勝3敗と負け越している事実。

この1敗を今後の糧に出来るかどうか。出来るならこの1敗は無駄にはならない。

特にフランスア。1点でも失ったらおしまいという場面でソトに対して156キロだの157キロだのを出していた。
左腕で155キロ越えとかチャップマンかな?と言わざるを得ないエグい球を投げていた。
あとはもう少しコントロールがつけば広島の歴史に名前を大きく残せる男になる。

この1敗を特にフランスアが今後の糧に出来るかどうか。出来るならこの1敗は全然惜しくない。

この1敗を投資に出来て今後の闘志へとつながっていくのであればこの1敗は勝ちパターンを投資した価値がある。

石原は焼きが回った。もっとストレート中心でよかった一岡にコントロールがボロボロの変化球を要求した事が敗因。

そろそろ石原と新井には引退の2文字を突きつける事になる。

以上。

2018年08月03日(金)22時51分09秒