2018年07月12日(木)課題

[ 巨人・小林 レギュラー復帰への最重要課題は… ] 巨人・小林誠司捕手の出場機会が激減している。
スタメン出場は6月28日の広島戦(マツダスタジアム)以来なく、12試合連続ベンチスタート。
昨年3月のWBCで侍ジャパンの正捕手を務めた29歳が、壁にぶち当たっている。決め手となったのは、
6月26日からの広島3連戦。小林は全ての試合に先発出場したが、投手陣が計24失点と打ち込まれ、
屈辱の3タテを食らった。首脳陣は小林でほぼ固定していた捕手の起用法を、29日の中日戦から変更。
大城と宇佐見にスタメンマスクをかぶらせ、小林を終盤の“抑え捕手”として起用する試合が増えている。
現役時代、広島や巨人の捕手として活躍した本紙評論家・西山秀二氏は小林の起用法について
「弱いチームというのは、捕手が真っ先に代えられるもの。打率・270、280くらい打っていればそうではない。
でも、小林の成績では仕方ない」と語る。小林は強肩を誇り、盗塁阻止率・280はリーグトップ。ワンバウンドの
処理を含め、守備力は高い。ただ、開幕直後は好調だった打撃も下降線をたどり、打率・229、1本塁打、
22打点と低調な数字が並ぶ。現在、スタメンを任されている大城、宇佐見はともに打撃が売り。
とはいえ、大城は打率・239、宇佐見も同・167。ともに打席での力強さは感じさせるものの、
成績は伸び悩んでいる。宇佐見は先発マスクをかぶった前半戦ラスト4試合で4連勝。後半戦へつなげたが、
西山氏は「巨人の投手陣はまだまだ不安定。宇佐見にしても大城にしても、出た試合で打ち込まれたり、
勝てなければ小林と同じ道をたどることになる」と予想する。ワンプレーの重みがより増していく後半戦。
西山氏は「あの肩は大きな武器。経験もある」と、小林の守備力を重要視。一方で「やっぱり、打つしかない。
開幕直後のようにバットで貢献しなければ、レギュラー復帰の道は見えてこない。チャンスは少ないかもしれないが、
結果を残せることができれば『やっぱり小林』ということになる」とした。首脳陣の信頼をつかみ、
正捕手の座を奪い返すには、バットでのアピールが最も必要となりそうだ。(デイリー 2018.07.12)

課題?首脳陣。

首脳陣が特定の選手ばかりを連続して起用しているというのが巨人の首脳陣の課題。

小林も大城も宇佐見も、もう少し柔軟に起用して使い分ければいい。

以上。

2018年07月12日(木)11時28分52秒