[ 18試合制では最悪タイ104失点 ] 福井が2本塁打を浴びるなど5回4失点。2戦2敗で2軍落ちが
決まった。交流戦が18試合制となった15年以降のチーム100失点以上は3度目で、104失点は
16年のヤクルトに並ぶワースト。過去2度の100失点以上は、16年ヤクルトが最下位、
17年ヤクルトが5位でシーズンを終えている。7勝11敗で交流戦を終えた緒方監督は
「守り勝つ野球が修正できないと厳しい。乗り越えないと」と表情を引き締めた。(報知 6月19日)
緒方監督は口にする内容こそ正しいものの「ではそれをどうやって実現するんですか?」とした具体的な方法を出さない。
投手コーチらの役割かもしれないが具体的な方法が無ければ改善なんてされる訳もない。
根本的な原因は「投手が弱いから」。
肉体的にも技術的にも精神的にも未熟な状態を「弱い」と表現する。
・肉体的
下半身が弱い。走り込みが足りない。
仰向けから両脚を上げて自転車を漕ぐ(ペダルを踏む)脚の使い方で太股を鍛えるトレーニングをした方がいい。
広島の野手は「はいアスリート(ジム)」みたいな感じもあるが広島の投手で筋トレなんてあまり聞いた事がない。
巨人の澤村の様な筋肉バカって広島の投手では聞いた事がない。見習うべき所は巨人の投手でも見習った方がいい。
せっかく広島競輪が(広島市には)あるのにそれを有効活用していない。
今年大瀬良がある程度の成績を残せているのは下半身を強くしたから。
松浦悠士(広島支部所属の競輪選手・S級1班)みたいに下半身を特に強くしていった方がいい。
・技術的
各ピッチャーそれぞれに課題がある。ノーコンを改善するにはフォームの中にある弱点を潰すのが1番。
長所を伸ばすよりも短所を潰す。野手にも言えるが対戦相手は「短所」を突いてくる。
裏を返せば短所が消えれば対戦相手の攻め所が消える。そうすると人との対戦では優位に立てる。
薮田(下半身が弱いから投球後にブレる)
野村(変化球は鋭い真っ直ぐがあってこそ生きる)
大瀬良(シュート、ツーシーム系の変化球が欲しい)
岡田(初回の立ち上がりが悪い。投球前の腹部の向き(角度)を見直せ)
福井(手の出る位置をもう少し斜め右に下げろ。ボール1、2個分低めに安定して行く様にしろ)
ジョンソン(昨年の離脱からの肉体的後遺症がまだ残っている。もっと身体を鍛えて大きくしろ)
主な投手それぞれに存在している技術的欠点の主な事例は以上になる。
・精神的
パリーグのピッチャーはDH制のある切れ目のない打線を抑えられないと1軍で使ってもらえないから強くなる。
セリーグにDH導入?必要ない。
「○○だから強くなりたい」の○○の部分は「お金が欲しい」「歴史に名を残したい」「ファンの喜ぶ顔が見たい」など
「DH制のある切れ目のない打線を抑えられないと1軍で使ってもらえないから」以外のモチベーションを充てればいい。
結局はモチベーション(動機)の問題。DH制は数ある動機の中のひとつでしかない。
今年の交流戦で各投手に存在しているそれぞれの弱点が明らかになった。
あとはそれを潰していくだけ。
以上。