2018年06月12日(火)濁流

広島1−4オリックス 新井のソロホームランの1点だけでは到底勝てない。そんなのは当たり前。

1:アルバースの配球パターンは早々に見切る事が出来た。それを見切れなかった広島打線の頭の悪さ。
2:アルバースへの対策は逆方向に打ってつないでいく事。ボール球をしっかりと見極めてつないでいく事。

どうも打線につなぐ意識というものが見られなかった。

3:福井に関しては前よりはよくなっていた。しかし勝てる投手になるにはまだ足りない。
4:いい投手≠勝てる投手。勝てる投手になるには頭脳明晰である事が必要不可欠。

三振の取れる球がないから2ストライクに追い込んでからが苦労する。
ゆるいカーブぐらいしか落ちる球がないのでそれを投げて大城やロメロに1発を浴びてしまった。
ただそのゆるいカーブは會澤のリード通りに投げた球。基本、今日の試合は會澤の自責点3。

交流戦でパリーグが勝ち越している事が多いのは配球の質の問題。
監督やコーチから、そして現役の選手に至るまで「配球」というものを軽視している。

「桃太郎」の童話を思い出す。

犬(地上戦)、猿(木を伝う)、雉(空を飛ぶ)。

いくらこうした情報を集めたとしても最終的にそれらを統合して判断する頭(かしら)の(人間の)桃太郎がバカでは
それらの情報は無駄になる。

まさにこれ。

頭のいい奴がいない。

それが交流戦でセリーグが例年パリーグに負け越している理由。

全盛期の古田や谷繁が現代(2018年)に全盛期の状態をまとって復帰したらどういう配球を見せるだろうか。

興味は尽きない。

以上。

2018年06月12日(火)20時27分48秒