[ 前橋日赤が大引っ越し 1600人態勢で入院患者搬送 ] 前橋赤十字病院(群馬県前橋市朝日町)が
1日、同市朝倉町の新拠点で開院する。開院初日は入院患者約300人を、職員や警察、消防など
1600人態勢で約3キロ離れた新病院に搬送する。これまでにない大規模な“引っ越し”に、
病院関係者は「一人一人の患者に寄り添い、無事に全員を送り届けたい」と最終準備に追われている。
搬送は新拠点が開院する1日午前8時に開始。症状の重い患者は救急車か専用の車で新病院に
送り届け、自分で歩けるなど比較的症状の軽い人は県警の白バイが先導するマイクロバスに乗って
移動する。全ての患者の搬送は午後5時までに完了させる計画だ。病院職員のほか、県警や県内の
各消防本部、陸上自衛隊第12旅団、学生ボランティアらが協力する。(上毛新聞 2018年05月31日)