2018年05月10日(木)生還

[ オリックス珍プレーサヨナラ ] 延長12回の結末は、オリックスの「珍プレー・サヨナラ勝利」であっけない
幕切れとなった。同点で迎えた延長12回2死満塁。途中出場のオリックス小田が左打席に入り、
日本ハム7番手浦野の投じたフォークボールがワンバウンドとなった。捕手鶴岡が胸で止めたが、
ボールは一塁ベンチ方向へ大きくそれた。三塁走者安達は本塁へつっこみ、鶴岡はボールを拾って
カバリングに入った投手浦野に転送。しかし、左バッターボックス後方で立っていた
打者小田の足に当たりその場付近にボールがこぼれた。今度は浦野がボールを拾い直して、
本塁に戻った鶴岡に送球したが捕球できす、安達がヘッドスライディングで
サヨナラの生還となった(記録は鶴岡の失策)。(日刊 2018年5月10日 22時32分)

これは守備妨害にはならないのか?という疑問は普通に沸いてくる。
結論から書けば「そう見えてもおかしくはないけど守備妨害にはならない」。

一塁側のファールグラウンドにボールが転々としている間
打者の小田は左打席から結構離れた位置に立っていた。

左打席から離れて立っていて守備の邪魔をしない様にしていた小田の脚に当たってボールがフェアグラウンドに。

それと同時に三塁の安達が走り始める。フェアグラウンドに転がったボールを浦野が取る。
鶴岡がホームに戻る。取ったボールを浦野がホームに投げる。左腕を伸ばして取ろうとした鶴岡がボールを取れず。

刹那ヘッドスライディングで安達が生還、オリックスのサヨナラ勝ち。

小田が左打席の中に立ったままだったら守備妨害は取られていたと思うが
左打席から離れて立っていた所に当たったので「鶴岡が悪送球をしなければ当たらなかった」と見なして
守備妨害ではなく鶴岡の(送球)エラーが記録された。

まぁ「意外な結末」としか言い様がない。

以上。

2018年05月10日(木)23時47分34秒