2018年05月09日(水)終幕

横浜1−1広島(延長12回引き分け) 正直「よく引き分けに出来たな」という試合内容だった。

延長戦に入ってからは横浜の方が圧倒的に押していて広島は防戦一方。

いつ表の攻撃で勝ち越されてもおかしくなかった展開を何とか0点に凌いでの「もぎ取った引き分け」だった。

10回表:2アウト3塁1塁で筒香をピッチャーゴロに打ち取ったジャクソン

11回表:2アウト3塁1塁で乙坂を見逃し三振に切って取った今村

12回表:2アウト1塁で筒香を見逃し三振に切って取った一岡

今回の試合は勝ちに等しい引き分け。
今回の試合は1試合で10試合分ぐらいの試合をしたかの様な質と量の高い学習内容が身についた試合。

今回の試合はそう言う試合だった。

1:9回2アウトから連打を浴びて追いつかれた岡田。「2アウトを取ったらノーアウトのつもりで」マウンドに立て。
2:横浜打線は狙い球をきちんと絞ってきた。横浜の投手陣は狙い球を絞らせて来なかった。それが広島との違い。
3:延長戦に入ったら石原を出す手もあったが最後まで會澤に任せた。ひとつ「會澤の成長を促そうとしている」。
4:クソみてぇな下位打線でよく引き分けに持ち込めたな。高橋にしろ美間にしろ今日のスタメン下位打線はゴミ同然。
5:ただし高橋も美間も守備は良かった。あとは本当に「打つ方」で結果を残してくれればなぁと思わざるを得ない。
6:打つ方で結果を残すには相手の事をよく知る事。狙い球をきちんと絞って振り抜いていくしかない。
7:緒方の采配もここ最近は大味。2回裏ノーアウト2塁1塁で高橋が併殺。そこはバントで進塁打でも良かった。

今回の試合は1試合で10試合したのと同じぐらいに勉強するのに必要な資料が盛り沢山の試合となった。

1:會澤は相手打線に的を絞らせない配球を繰り広げろ。
2:岡田と一岡はもうひとつ武器になる様な変化球を身につけろ。
3:高橋と美間はタイミングの取り方を再考しろ。遅れているからボールに負ける。
4:緒方はもう少し緻密な野球を心がけろ。フリーに打たせて併殺とか最悪。
5:2アウトから連打を食らうパターンがこの間の神宮でのヤクルト戦から目立っている。2アウトからの配球を見直せ。
6:バティスタ三振多すぎ。やっぱり丸の抜けた穴はギアガの大穴と同じぐらいに大きかった。

ギアガの大穴(ドラゴンクエスト3):バラモス城のすぐ東にある大きな穴のあいた場所。

「たいへんだ!すごい じひびきが して ひびわれが はしった。
そして なにかが この おおあなを とおっていったのだ!」

ギアガの大穴→アレフガルド(下の世界)→ラダトーム

様々な出来事が発生した今日の試合という名のギアガの大穴を通ったカープ選手の成長を心から願う。

以上。

2018年05月09日(水)22時30分44秒