[ レインボーライン引退危機 精密検査で全治不明 ] 4月29日の天皇賞(春)で、1位入線後に
右前肢の異常が判明したレインボーライン(牡5=浅見)が、引退危機にあることが分かった。
同馬はゴール通過後、右前に違和感を感じた鞍上・岩田がコース上で下馬。当日は競馬場内の
診療所で「右前肢ハ行」と診断されていたが、2日に栗東トレセン診療所で精密検査を受けた。
同診療所は検査の内容について「球節後面の腱、じん帯の損傷を疑って検査を実施しているところ。
確定診断に至っていないので経過観察を続ける」と発表した。全治は不明。最近の類似する
ケースでは16年宝塚記念のドゥラメンテが挙げられる。首差2着で入線しながら、ゴール後に
バランスを崩し、鞍上のM・デムーロが下馬。左前肢の複数の腱とじん帯に炎症と内出血が確認された。
経過観察の結果、患部の良化は見られず、レースから3日後に「競走能力喪失」の判断が下され、
引退に追い込まれた。骨には異常がなく、生命の危険がある状態ではないが、腱の断裂など
重傷であれば現役続行は難しい見込み。同馬は既に、栗東近郊のノーザンファームしがらきに移動。
同牧場で経過が観察される。管理する浅見師は書面を通じ「一生懸命に走って
1着でゴールしましたが、結果的に記念写真を一緒に撮ることができませんでした。
また、騎手がまたがって走れるように力を合わせてケアをしていきたいと思います」とコメント。
愛馬の奇跡の復活を願っている。(スポニチ 2018年5月3日 05:30)
アニメイトバイオ 父:ゼンノロブロイ 母:レーゲンボーゲン
レインボーライン 父:ステイゴールド 母:レーゲンボーゲン
アニメイトバイオの娘パイオニアバイオがフローラステークスで2着に好走。
母系も含めて血統背景は申し分ない。
距離適性もアーリントンカップから天皇賞(春)とマイルから長距離までその適性を見せた。
基本的には現役復帰が一番な訳だが万が一引退となった場合には
個人的には種牡馬入り出来なかったらおかしいだろ?と思うだけの血統背景はある。
ドゥラメンテ(炎症と内出血を確認)
レインボーライン(不明)
レインボーラインが精密検査で異常が確認「出来なかった」という事実。
1:検査で見つけにくい所
2:異常の規模が小さい
どちらかの可能性を考える。
最終的には馬主や調教師らが相談して決める事。
外野は見守るしかない。
以上。