[ 緒方監督 急死の衣笠氏に誓う ] 元プロ野球広島で、「鉄人」と呼ばれ、国民栄誉賞を受賞した
衣笠祥雄氏が死去したことが24日、分かった。71歳だった。広島・緒方孝市監督はナイターが行われる
横浜戦前、報道陣に対応。訃報は午前中、鈴木球団本部長からの連絡で知ったそうで
「突然の訃報に僕も信じられない。驚きました。衣笠さんとは今日からの横浜で解説に来られると思っていた。
体調が優れないとか聞いていなかったので、びっくりしました」と、心境を語った。偉大なOBは、
常にカープのことを気にかけ、声をかけてくれた。思い出について「25年ぶりに優勝した時、
声をかけて頂き心から喜んでもらった。ここから強いカープ、常勝チームを作り上げてくれという言葉を
かけてもらったことを覚えている」と振り返った。今季、チームはリーグ3連覇がかかる。
今後に向けて「カープの野球をやって、優勝、日本一の報告ができるように戦いたい」と、
衣笠氏が願った常勝チームの構築を強く誓った。(デイリー 2018.04.24)