[ 広島が延長十二回、下水流がプロ初サヨナラ打 ] 広島が今季初の延長戦で十二回、2死二塁から
途中出場の下水流が右中間へはじき返し、サヨナラ勝ち。連勝を今季初の5に伸ばした。
広島は1点を追う土壇場の九回2死走者なしから、同点とした。田中が中前打で出塁すると、二盗を決め、
菊池が右中間への適時三塁打を放った。延長十二回も2死走者なしから試合を決めた。
安部が左越え二塁打で出塁すると、下水流がプロ初のサヨナラ打を放った。興奮冷めやらず
お立ち台に上がった下水流は「最高でーす。安部が行く前に、“必ずつなぎますんで”と言ってくれたので、
僕が絶対にかえしてやろうと、打席に入りました。スライダー一本で。最高に気持ち良かったです。
みんな諦めず、みんなの勝利だと思います」とファンの声援に応えた。最大4点ビハインドからの
逆転勝ちとなった広島は、先発・岡田から薮田、一岡、中田、アドゥワ、中崎、ジャクソン、
今村を投入するなど、ベンチ入り全選手を起用する総力戦となった。ヤクルトは初回、広島先発の
岡田から2点を先制。2死一、二塁から、雄平が右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放った。
四回には広岡の適時二塁打などで2点を加え、リードを4点に広げたが、投手陣がリードを守れず。
先発・ブキャナンは6回3失点で勝ち投手の権利を持って交代したが、九回から登板した
カラシティーが追いつかれ、最後は風張が力尽きた。(デイリー 2018.04.19)