[ バティスタ 愛妻手料理でパワー注入 ] あいさつ代わりの一撃だ。2−2の二回無死。広島の先頭、
サビエル・バティスタ外野手が左翼線への二塁打を放つ。この回、2得点のきっかけをつくる
今季初打席での初安打。「緊張はしなかった。点につながるヒットになって良かったよ」と目尻を下げた。
2月21日・ロッテとの練習試合で左手に投球を受け「左第5中手骨骨挫傷」と診断された。
春季キャンプ終盤は別メニューとなり開幕1軍も逃した。しかし2軍でしっかりと調整。4月15日の
ウエスタン・中日戦で2本塁打を放つなど調子を上げ、この日1軍に昇格した。愛する人の存在を
力に変えている。中学時代から付き合い、昨年12月に9年愛を実らせて結婚した妻・チャベリさんが
現在、来日中。広島市内で生活を共にしている。妻の得意料理は、調理用バナナや豆を使った
「ラ・バンデーラ」というものだ。ドミニカ共和国の郷土料理に「おいしい」とにっこり。2人で過ごす
幸せな時間がパワーの源になっている。1点を奪って迎えた六回1死満塁では、初球を打ち上げ
三飛に倒れた。好機をものにできなかったが「バットは振れている。それは良いことだった」と前を向いた。
ケガを乗り越え迎えた自身の開幕戦を歓喜で飾った。バティスタのシーズンが始まった。(デイリー 2018.04.18)
1点を奪って迎えた六回1死満塁では、初球を打ち上げ三飛に倒れた。
こういう勿体ない一打を減らして確実性を上げる事。
興奮の中にも冷静さを司れ。
以上。