2018年04月13日(金)退場

[ 阪神・メッセ、暴言で退場…ブチ切れて試合ブチ壊し ] 阪神は広島に1−5で敗れ、わずか1日で
首位から陥落した。先発したランディ・メッセンジャー投手(36)が二回途中に球審に対する暴言で
退場となり、試合をぶち壊してしまった。打線も鳥谷敬内野手(36)が4打数無安打だったのを筆頭に、
チームでわずか3安打。ええい、13日のヤクルト3連戦(甲子園)で出直しや!
松山に押し出し四球を与えると、我慢の限界だった。メッセンジャーはマウンドを降りて
白井球審へと詰め寄ると「▼□×★ッ!!」。判定に怒りをあらわにして叫んだ。
これが暴言となって即退場。わずか1回2/3、序盤でゲームをぶち壊した。1−0の二回だった。
先頭から連打を許し、打球がお尻に当たる不運な内野安打で同点に追いつかれる。
二死までこぎつけたが、今度は菊池に右前打。制球が定まらずに丸に四球を与え、
松山にも押し出し四球。薄ら笑いを浮かべながら白井球審に向かって叫ぶと、退場が宣告された。
驚いた金本監督と香田投手コーチがベンチを飛び出したが、もちろん覆らない。
「メッセンジャー投手を暴言で退場といたします」。審判団の説明の言葉が、むなしく甲子園に流れた。
指揮官は「俺は(メッセンジャーが何を言ったか)聞いてないから。そうやって(審判が暴言を)
『いった』といえば、そうととるしかないし」と前置きしたうえで「最近はコントロールを重視して
低めとか、その辺を意識しているから、余計にイライラしたんでしょう」と胸中を思いやった。
責任審判の丹波一塁塁審は「内容は具体的に言えませんが(英語がわからない人でも)
わかるくらい(の暴言)でした。そもそもストライク、ボールの判定に対してマウンドを降りるといった
態度自体、退場に値します」と語気を強めた。一回から明らかにおかしかった。ボールが低めに決まらず、
ストライクか否かもハッキリ。微妙なコースがことごとくボールと判定され、マウンドで何度も薄ら笑いを浮かべた。
イライラして珍しく四球を連発し、甘い球を痛打された。開幕から自身2連勝していた大黒柱の姿は、なかった。
これでチームはわずか一夜にして単独首位から転落。勝っていれば昨年5月5−7日以来となる甲子園での
広島戦3連勝となり、リーグ連覇の鯉に今季初顔合わせのカードで痛烈なダメージを与えられていたのだが…。
メッセンジャーは試合中にクラブハウスへと引き揚げ、報道陣の問いかけには無言だった。バッキーの持つ
助っ人球団最多の100勝まで「14」は変わらず。エースが安定して投げてくれなければ、
リーグ優勝への道筋は険しくなってしまう。(サンスポ 4月13日)

これをやったら退場という内容は明文化されている。

1:審判への暴言、暴力
2:判定に不服を示して(交代という訳でも何でもないのに)マウンドから降りる

この2つを両方やったから退場になった。

丹波幸一(責任審判)「内容は具体的に言えませんが(英語がわからない人でも)わかるくらい(の暴言)でした」

丹波幸一(学生時代にはオリックスで通訳のアルバイトをしており、英語力はネイティブレベル。)

直接の英語表現は控えるが

「なんじゃそりゃ!」「ふざけんな!」
「お前どこに目ぇついとんじゃ!」「くたばれくたばれ!」みたいな内容の英語だった。

この日本語表現をもっと汚くした様な内容の英語を発したら暴言と取られても仕方がない。

それだけ今回の可変ストライクゾーンに憤っていたという事か。

気持ちは分かるが暴言にまでは至る必要はない。イニングの間にベンチ裏で罵倒するぐらいで十分。

2018年04月13日(金)09時26分19秒