[ 同僚警察官殺害 当時の様子が防犯カメラに ] 滋賀県彦根市の交番で、警察官が拳銃で撃たれて
死亡し、19歳の巡査が殺人の疑いで逮捕された事件で、交番内の当時の様子が防犯カメラに写っていたことが
警察への取材でわかりました。警察は映像を解析し、事件直前の2人のやり取りなど詳しい経緯を
調べています。11日夜、滋賀県彦根市の河瀬駅前交番で井本光巡査部長(41)が拳銃で撃たれて
死亡した事件では、一緒に勤務していた19歳の巡査が頭や背中を拳銃で撃って殺害したとして、
12日朝、殺人の疑いで逮捕されました。警察によりますと、調べに対し「間違いありません」と容疑を
認めているということです。警察によりますと、その後の調べで、交番に設置された防犯カメラの映像の中に、
11日午後7時47分に巡査部長が突然、前に倒れる様子が写っていたということです。警察は、
その時間に巡査が井本巡査部長に向けて拳銃を発砲したとみています。巡査が交番に着任したのは、
2週間ほど前の先月26日で、同じ日に着任した井本巡査部長が教育係を務めていました。捜査関係者に
よりますと、巡査は身柄を確保された際、「罵倒されたので拳銃で撃った」などと話していたということで、
警察は防犯カメラの映像を解析し、事件直前の2人のやり取りなど詳しい経緯を調べています。
今回の事件で殺害されたのは、19歳の巡査の「教育係」と呼ばれる41歳の巡査部長でした。
高校を卒業して採用された警察官の場合、警察学校で10か月間学んだあと、各地の警察署に
配属され、原則として全員が交番での勤務となります。そして、「実習指導員」として指定された
「教育係」と呼ばれるベテランの警察官が、新人の警察官と2人1組で仕事をします。警察庁は、
実習指導員になる要件として、通達で「人格的に優れ、身近な先輩として、指導力と行動力があり
勤務成績が優秀である人物」と定めています。新人警察官は、実習指導員とともに交番で勤務し、
110番を受けて現場に向かうときや、犯人を逮捕するときも1人で行動することはなく、緊急車両である
パトカーを1人で運転することもないということです。新人の警察官は、警察学校を出たあとも
こうした現場での実習を行って再び警察学校に戻り、合わせて21か月間の「新人教育」の期間を終えると
一人前と見なされ、逮捕された19歳の巡査はまだこの期間の途中でした。(NHK 4月12日 18時42分)
「罵倒されたので拳銃で撃った」
何気にこの一言が現実を語っている。
現代社会の30代後半以降にかけての成人男性は大体の場合罵倒や挑発激昂行為に及ぶ事が殆ど。
理由は簡単。「男ってそういうもん」だから。
男の本性は暴力。
女の本性は審美。
それを理解した上で上司としてあるべき態度を取っていくしかないのに本能に任せて本性を露にする。
だからダメになる。
上司には「上司学」とでも題すべき帝王学が本当は必要になる。
それを知らずに罵倒していたらこうなって当たり前。
上司とはどうあるべきか。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
山本五十六のこの言葉に学べ。
以上。