2018年04月11日(水)思考訓練

[ 中村恭が1軍合流 2年ぶり1軍白星へ ] 広島・中村恭平投手(29)が9日、1軍に合流し、
マツダスタジアムで投手指名練習に参加した。昨季は1軍登板なしに終わったが今季は好調をキープ。
11日阪神戦(甲子園)に先発する予定だ。「結果を気にせず2軍でやってきたことを出せるようにしたい」
2年ぶり1軍白星へ気合十分だ。発憤材料もある。ドラフト1位・中村奨(広陵)の入団によって、
背番号が「22」から「64」に変更となった。「後がない立場。いいきっかけにできるように、
最後だと思ってやりたい」と悲壮な覚悟を言葉に込めた。(デイリー 2018.04.09)

「結果を気にせず2軍でやってきたことを出せるようにしたい」

『結果が全て』

『結果を出す為に何を練習すれば結果が出せるのか』で行動内容が決まる。

1:コントロール。四球で苦しむ薮田やストレートが上擦ってカウントを悪くする一岡らが悪い見本。
2:武器になる変化球の習得。薮田が昨年結果を出したのは特にツーシームが武器になっていたから。
3:捕手との関係を一時的に悪化させる事。打たれたら投手のせいに世間ではされるんだから投手の思考が優先。
4:捕手との普段からの会話。投手が「これ投げたい」という意思を捕手が的確に察知するには必要不可欠。

球を受けてくれる人が居なくなったら投手は成立しない。
打たれたら世間では投手のせいにされるんだから何をどこに投げるのかの決定権は投手にある。
その決定権を察知して決定権通りのサインを捕手が出すには普段からの会話が必要不可欠。

そこにコントロールの良さが乗ってくる。
その2つが結果を出す為に必要な内容。

コントロールは投げる時の形を点(手・手首・肘)ではなく線(ひじから下の腕の外側)で捉える事。
初球と2球目と3球目の全てで線の角度が概ね一致していれば大きくコントロールを乱す事はない。
投げる方の腕の振りがある程度一定になるには腕を線として捉える事。

結果を出せ。

出せなきゃクビだ。

以上。

2018年04月11日(水)10時28分24秒