[ 高橋昂也チャンスまたある ] プロの厳しさを味わった。高卒2年目の広島・高橋昂也投手(19)が
プロ初登板初先発し、4回8安打5失点。ホロ苦デビューとなった左腕は「緊張というよりも、自分の力を
出し切れなかったのが反省」と悔しさをかみしめた。三回までは毎回走者を背負う中、落ち着いて無失点。
だが四回、1死三塁で中村の左中間適時二塁打で先制点を献上。さらに1点を失い、なおも2死一、二塁で
バレンティンに直球を捉えられ左中間へ3ランを運ばれた。「石原さんが要求したところ(外角)よりも、
中に入ってしまった」。一線級はわずかな隙も見逃してくれないことを痛感した一発だった。開幕ローテを勝ち取り、
新たな一歩を踏み出した。地元・埼玉から観戦に訪れた両親の前でプロ初白星を飾ることはできなかった。
だが、最速145キロを計測した持ち味の直球など、先へとつながるものは示した。スタンドから見守った
花咲徳栄時代の恩師・岩井隆監督も「勉強ですね」と優しいまなざしを送った。緒方監督は1週間後の
先発について明言は避けた。それでも「たくさんいいものが見えたし、点を取られて悔しい思いもしたと
思うけど、チャンスはまたある」と評した。「この経験を今後に生かしていきたいです」と高橋昂。
この日の75球を無駄にせず、次こそは初白星をつかみ取る。(デイリー 2018.04.05)
1週間後は4月11日の対阪神(甲子園)。
先発?させてやれ。一挙5点を取られたイニング以外の投球内容は結果0点で抑えた訳で。
魔の4回。
どうしてそれが魔の4回になってしまったのか。
反省して次に生かせるのであれば再度登板の機会を与えた方がいい。
敗因?「綺麗にまとまりすぎ」。
セオリー通りの配球は相手打者に読まれやすくなる。外角に投げるならしっかり外して投げる。
変化球を落とすならしっかりと落とす。そうやって意表を付いたかの様な投球でストライクゾーンを広く見せる。
相手の思考の更に上を行く投球内容が常時できれば今よりももっと強くなる。
以上。