[ やはりワケあり、たけしの事務所独立は“終活”か ] 所属事務所「オフィス北野」からの独立が
明らかになったお笑い芸人、ビートたけし(71)。自身が設立にかかわり、30年間も所属した事務所を、
今になって飛び出すには、やはりワケがありそうだ。たけしは3月いっぱいまでオフィス北野に所属した後、
4月からは自身が代表取締役を務める「T.Nゴン」に所属することになるとみられる。この新事務所は
2015年、たけしの“愛人”と伝えられるビジネスパートナーの女性が設立した会社だ。
「たけしは昨年2月に女性に代わって代表取締役に就任しています。その直後には、登記上の
自身の住所地も、女性と同じ会社の住所地に移しているのです。同居しているということを改めて
公然化しているわけです」とベテランの芸能ライターは指摘する。さらにこんな指摘も。
「この住所地は、もともとはたけしと妻が等分して所有していましたが、15年9月に妻から買い取る形で、
たけしがすべての所有権を得ています。女性がこの地に会社を設立するのは、その翌月なんです」
芸能評論家の肥留間正明氏は「たけしにとっては、長年別居を続けている妻が離婚に応じてくれない中、
女性の存在を“愛人”ではなく、公然としたものにしたかった。これから稼ぐギャラなどは、
この女性の手元に残るようにしたいのではないだろうか」と見通す。そんな中、別の芸能関係者は
こうも言う。「徐々に独立に向けて動いていたが、最終的に盟友でもある大杉漣さん(享年66)の
早すぎる死も影響した。自分よりも年下の大杉さんが亡くなったことで、自分も最期を
より近くとらえるようになったそうです。万が一、ポックリいったとき、遺産は法的には妻のほうに渡ることになる。
そのため、合法的に女性にも資産が残るようにしたいということでしょう」
つまりは“終活”を始めたというわけだ。(夕刊フジ 2018年3月16日)