2018年02月25日(日)更新

[ 設楽悠太が日本新記録 東京マラソン ] 東京マラソン(25日、東京都庁前−東京駅前)2020年東京五輪
代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権が懸かる大会。設楽悠太(26)=ホンダ=が
日本新記録の2時間6分11秒で日本勢最高の2位に入り、2002年10月に高岡寿成が記録した2時間6分16秒を
更新した。男子は2時間5分30秒でディクソン・チュンバ(31)=ケニア=が制した。(サンスポ 2018.2.25 11:50)

「よくやった」

ただただその一言に集約される。

一時は先頭集団から置かれたり、終盤では何回も後ろを振り返ったりと動きに多少の戸惑いも感じたが
それでもこうして最後には日本記録を更新してみせた。ただただ「よくやった」という一言しか出て来ない。

今回の日本記録の更新で「俺も俺も」という機運が高まってくる。
日本の長距離界にひとつの大きな足跡を残したという点でも設楽の記録更新は非常に大きい。

[ 井上、日本歴代4位2時間6分54秒も悔しさ ] 東京マラソン(25日、東京都庁前−東京駅前)
2020年東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権が懸かる大会。
設楽悠太(26)=ホンダ=が日本新記録の2時間6分11秒で日本勢最高の2位に入り、
2002年10月に高岡寿成がマークした2時間6分16秒を16年ぶりに更新した。井上大仁(25)=MHPS=は
日本歴代4位となる2時間6分54秒で5位。14年東京覇者ディクソン・チュンバ(31)=ケニア=が
2時間5分30秒で制した。設楽悠に次ぐ日本勢2位に入った井上は、「ただただ悔しい。出すと言っていた
日本記録を目の前に出された。勝ったと思ったのに、去年とは逆のシチュエーションで置いていかれて
これ以上、悔しいことはない」と複雑な表情。「タイムは別に何とも思っていない。いまは負けたことが悔しい」と
しながらも、「心から祝福したい。自分も本気で出すという気持ちが出てきた。
次は5分台を狙いたい」と刺激を受けていた。(サンスポ 2018.2.25 12:08)

井上もよくやったよ。

まさか一度のレースで日本人が2人以上、一度に2時間6分台を記録するとは思っていなかった。

設楽もすごいが井上もすごい。

それで十分。

[ 大迫「大きなモチベーションになってくれる」 ] 昨年12月の福岡国際で2時間7分19秒をマークした
大迫傑(26)=ナイキ・オレゴンプロジェクト=は自身のツイッターで、「設楽凄い!長距離界も短距離に
負けないくらい勢いに乗ってきた!」と素直に喜んだ。「正直なところ、先に日本記録を出されてしまったという
気持ちが強いけれど、自分の1つの大きなモチベーションになってくれる存在が同期にいる事を有難く思う。
次は頑張らないと!!!#もしか設楽が現実に」とともに箱根駅伝で活躍した
同期の偉業に刺激を受けていた。(サンスポ 2018.2.25 16:02)

もしか設楽 → 若(も)しかしたら と 設楽 の名字を掛けた言葉

大迫にまで刺激を与えたという点でもやはり今回の記録更新は偉大な出来事だった。

以上。

2018年02月25日(日)17時53分31秒