[ 「スマホ中毒の中高生」を救うただ1つの方法 ] 高1の娘の件でご相談です。高校に入ると同時に、
スマホは夜8時半までという約束をしました。しかし、つねにスマホを手から離さず、試験勉強中でも、
ほとんど勉強しません。小学生のときから注意してきましたが、何年経っても変わりません。
主人は怒り、充電器の線まで切りました。しかし、ここで子どもは「スマホができない!」と
ふてくされるだけ。スマホを取り上げるのではなく、自ら勉強と遊びの時間を切り替える
気持ちを持ってほしいのですが、どうしたらわかってもらえるのでしょうか。
土日は、朝から夜8時半まで、親が言わなければ一日中触っています。(週刊東洋経済)
この相談に答えている石田勝紀なる奴の回答内容が的外れ過ぎてドン引きする。
通常、この勉強への間接的魅力には、“偶然”出会います。テレビで見た宇宙の番組で魅力を感じ
宇宙飛行士や学者への道に進むとか、子どもの頃にたまたま入院してそこでお世話になった医者に
魅力を感じ、医学部を目指すようになったという話は山ほどあります。何かしらの原体験があって、
そして“たまたま”出会った、そのような刺激によって、勉強という行動につながっていくことはよく知られています。
しかし、普通に暮らしていて “たまたま”に出会う確率は必ずしも高くありません。
この“たまたま”を増やすには、出会う場を増やすしかありません。高校生は一般的に行動範囲が狭く、
ワンパターンの生活をしていることが多く、心が引き込まれる刺激と出会う確率は日常生活の中では
極めて低いことでしょう(もしかしたら、親にとって皮肉なことにスマホの中で
子どもが自分の将来とかかわる出来事・刺激に遭遇することもあるかもしれません)。
そこで、この“たまたま”という偶然を増やすための方法として、
ざっと思い浮かぶありきたりの方法だけでも、次のようなことがあります。
・アルバイトやインターンをする
・親が出掛ける場に連れていく
・親の仕事の話をする
・小学生や中学生に勉強を教えさせる
・家族旅行の企画を一緒に考える
・長期休みのイベントに参加させる
・講演会に連れていく
(●▲●)「全然違う」
(●▲●)「そんな事をやらせても合間合間にスマホを触るだけ」
(●▲●)「ではどうすればよいのか」
(●▲●)「答えは簡単」
1:スマホはアプリが無ければただの板。アプリの詳細を突き詰めてアプリの性質別に対処していくだけ。
2:スマホはタダでは使えない。スマホ代は自分でバイトして払え、とした「矯正」労働で時間を割かせる。
石田勝紀なるバカは「アプリの性質」に全く触れていないから片手落ち。
・ゲーム系アプリに対しては「ゲームは1日1時間」と決めてやる。高橋名人か。
・課金系ソシャゲアプリに対しては「課金は全部テメぇの金で払え」として金銭面で関与しない。
・LINEみたいなメッセージングアプリに対しては「返信する人返信しない人を分けろ」として値踏みさせる。
・Twitterみたいなストック系ソーシャルアプリに対しては「最近有用な事あんまり書かれてないぞ」として離させる。
・SHOWROOMみたいな配信系アプリに対しては「人の事なんていちいち見てどないすねん」として時間を減らさせる。
ひとつは「相対する時間を減らす事」。
もうひとつは「それは本当に自分が身銭を切ってまでやる価値があるのかどうか?を問いただす事」。
アプリが持つ性質に応じて対処法を変えていく。
これが正解。
以上。