2018年02月03日(土)フォーム

[ 加藤 フォーム修正 ] 広島の加藤拓也投手(23)が2日、岩国市のキズナスタジアムから移動後、廿日市市の
大野練習場で2日続けてブルペンに入った。昨秋から修正を図る、腰の回転を意識したフォームで58球。
力強い球を安定して投げるための日々が始まっている。投球動作に入った時、グラブをはめる左手の位置が
低くなった。昨季までのように左手を高く上げれば腰が縦に回転してしまう。昨季の投球を自己分析し、
腰を横に回転させる意識を持つようになった。すると左手も自然と下がったという。横回転を意識することで
無意識のうちにテークバックが小さくなり、肘をしならせる投げ方にもつながってきた。制球力は増した。
佐々岡2軍投手コーチは「自分なりに考えてやっている中で球威が落ちたという訳ではない」とうなずいた。
日南に移動して迎える第2クール初日の6日と、8日にフリー打撃に登板する予定の加藤。昨季はプロ初勝利を
手にしながら1軍定着は果たせなかった。「やるしかない」。変化を成長へとつなげていく。(デイリー 2018.02.03)

[ 大瀬良“黒田式フォーム”に手応え ] 広島・大瀬良大地投手(26)が2日、このオフから取り組んできた
“黒田式フォーム”での進化を実感した。今キャンプ初めてブルペン入りし、直球にカーブを交え45球。
畝投手コーチや受けた石原も高評価だ。進化した姿で開幕ローテを勝ち取り、見据えている170投球回も
現実とする。初日の寒さとは裏腹に、温暖な気候となった日南市。大瀬良は昨季ともに2桁勝利を挙げた
薮田、岡田と並び、熱い投球を展開した。直球を中心にカーブも交え45球。「球自体は悪くなかった。
傾斜もあるとタイミングも変わる。確認をしました」と振り返った。テークバック時、黒田氏のように左手が
顔付近まで高く上がり、右腕をしならせる。力強さを出すための、このオフからのフォーム改造。
自身の感覚はもちろん捕手を務めた石原に「去年より質が上がっている」とうなずかれ、
「向かっている方向は間違っていない」と手応えを示した。進化を実感しつつも、見据える先はまだ上にある。
「傾斜だと(左手が)低くなる。キャッチボールの延長でマウンドに上がるのがいい」。さらに高く上げることで
しっかり球に指がかかり、力強さもさらに増す考えだ。焦りすぎない姿もうかがわせた。昨年は初日から
115球を投じていたが、右脇腹違和感を発症し、16年は右肘故障。「飛ばしてやってケガもした。
物足りないぐらいの感覚がうまくいくと思う」と自身のペースで歩む。畝投手コーチは「球の勢いは来てるし、
やってることを継続していってほしい」と目を細めた。目指すのは170投球回で「長いイニングを投げられることが
信頼につながっていく」。新フォームを完璧にし、開幕ローテから目標到達へ突き進む。(デイリー 2018.02.03)

自分が確信を持ったフォームであれば間違いなくいい動きが出来る。

しかも言い訳が出来ない。

言い訳が出来ないんだから「やるしかない」。

以上。

2018年02月03日(土)14時13分24秒